カーリースは月々いくらで利用できる?月額料金の仕組みを解説

  • 筆者: MOTA編集部
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カーリースの月額料金には車両代金や自賠責保険料、税金や登録手数料などが含まれています。

ですが、契約内容や月額料金の仕組みがわかりにくく、そういった意味でカーリースは敬遠されがちです。今回はカーリースの契約内容や月々の支払いなどについて解説します。いまいちカーリースの料金設定がわからないという方はぜひ最後まで読んでみてください。

目次[開く][閉じる]
  1. カーリースの月額料金の仕組み
  2. カーリースにはどんな料金が含まれているのか
  3. リース会社を選ぶ際に気を付けるべき4つのポイント
  4. おすすめのカーリース会社TOP3
  5. もらえると割高になるのか?
  6. カーリースで毎月の支払いを安くするには?
  7. 月々の費用を抑えてお得にカーライフを楽しもう

カーリースの月額料金の仕組み

カーリースは、契約者が希望する車をリース会社が契約者に代わって購入します。その代わりに契約者は毎月定額のリース料金をリース会社に支払います。

そのため、契約期間中はマイカーのように利用できるという仕組みになっています。余談ですが、車検証上の所有者はリース会社、使用者欄はお客様の名義となります。

一般的なカーリースでは、契約満了後に車両をリース会社に返却しなければなりません。そのため、契約満了時の車の価値、つまり残価(残存価値)をあらかじめ車両本体価格から差し引くことにより、月々のリース料金が決まります。契約満了時に、定められた残価を下回る場合には、追加で精算が必要となる場合もあります。

MOTA新車リースなら車の返却は不要!

契約満了後、車を返却しなければならないとお伝えしましたが、MOTA新車リースでは最後に車がもらえるプランがあるため返却は不要です。

つまり、リースした車を最初から最後まで自家用車と同じように利用できます。走行距離の制限やカスタムが禁止されているカーリースも多いですが、MOTA新車リースでは、走行距離もカスタムも制限は設けていません。カスタマイズも、車検に通る範囲であれば自由に楽しめます。

自家用車と同じように、自由にドライブが楽しめるMOTA新車リースで、カーライフを始めてみませんか。

カーリースにはどんな料金が含まれているのか

ローンを組んで車を購入する場合は、契約時に頭金や登録時の諸費用を支払うことが一般的です。

また、月々のローン支払い額には維持費が含まれていないため、車検費用、自動車税(種別割)、自賠責保険料などの維持費はその都度、金銭的な負担が生じます。

一方、カーリースでは、月々のリース支払額には、前述した各種維持費が含まれています。そのため、車検時の出費に対するストレスも抑えられる上に、納税の手間も減らすことが出来ます。

月額リース料金に含まれている維持費用は以下のとおりです。

・自動車税(毎年1回、1年分の支払い)

・自動車購入時に支払う環境性能割(以前の自動車取得税)

・自動車重量税(車検時の支払い)

・自賠責保険料(車検時の支払い)

・車検整備費用(契約開始時のみ)

車両本体価格に加えて、上記の維持費用、税金、各種登録手数料を加算した総額を契約月数で割った金額が、毎月のリース代として計上されます。

カーリースの月額料金の内訳

残価を引いた車両本体価格に、車の購入に関わる各種税金や、各種手数料などが含まれています。そのため、リース契約では頭金などの初期費用を支払う必要はありません(審査状況によっては頭金などが求められる場合もあります)。

メンテナンス費用が含まれているサービスも

リース会社によっては、消耗品交換費用(車検整備費用やオイル交換)などのメンテナンス費用を含めたプランを提供しているサービスもあります。

車を使用するにあたって、オイル交換などの車のメンテナンスも定期的に行う必要があります。法律上、車検は新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに受ける義務があります。

リース契約が3年以上の場合は、車検整備費用もリース契約に含まれるものもあります。車検整備費用は大きな出費になるので、メンテナンスプランも選択肢のひとつとして考慮してみましょう。

任意保険は含まれない

法律で加入が義務付けられている自賠責保険は、公道を走行する際はかならず加入していなければなりません。

自賠責保険は車両走行時の事故における被害者救済を目的としており、交通事故によって相手方が死傷した場合のみの補償になっています。それゆえ、補償範囲が限られており補償額も十分ではありません。

さらに、交通事故では自分の車もしくは相手の車、ガードレールや第三者の家や店舗の一部などが破壊される事態も生じる可能性があります。その場合の修理費用はカバーされません。

自賠責保険の補償対象外の損害をカバーするのが自動車保険です。ですが、リース契約のなかに任意の自動車保険は含まれていません。そのため、契約者が自動車保険に加入して保険料を支払うことになります。

法律上、任意の自動車保険への加入は義務づけられていませんが、リース車が破損した場合には、その修理費用の全額を契約者が支払うことになります。もしものために、任意保険にはかならず加入されることをおすすめします。

リース期間が長いと月額料金は安くなる

サービスにおいて契約期間はさまざまです。1年単位で利用できるものもあれば3年〜5年、長期間にもなれば11年までリースできるものもあります。

カーリースは、車両本体価格から残価を差し引いた金額に一部の維持費や税金、各種登録手数料を含めた総額を契約月数で割るため、契約が長期間になる分、月額料金も安くなります。

たしかに、リース期間が長くなれば月額料金は安くなりますが、時間の経過とともにライフスタイルも変化するものです。結婚や出産、転勤や引っ越しなどライフスタイルの変化によって、ご自身の生活と車の関係も変化することが多いでしょう。

ですが、カーリースは原則として途中解約はできません。途中で車を乗り換えることや、車両返却によって契約を途中で終わらせることは基本的にできないと思ってください。単に月額料金を安くしたいからといって長期間の契約にしてしまうと、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できなくなるおそれもあるので、そういった点も考慮しながら契約期間を選ぶようにしてください。

ボーナス併用払いについて

ボーナス併用払いは月々の返済額を抑えて、ボーナス月に抑えた分を増額して返済する方法です。なるべく月額の負担は軽減させたいという方に、ぴったりのお支払いプランです。

一方、デメリットとしてはボーナスは会社の業績や景気に左右されやすく、想定していた額より下がってしまうおそれがあります。

ボーナスの支給額が減少する以外にも、訳あって雇用形態が変わるなどのリスクもあります。もしボーナスがもらえなくなった場合は、家計に深刻な影響を与えかねません。

ボーナス払いは、途中で均等払いに変更することは基本的にできません。自分の雇用形態や会社の今後の業績見通しも考慮して慎重に検討しましょう。

リース会社を選ぶ際に気を付けるべき4つのポイント

カーリース会社を選ぶ際はどういった点に気を付ければいいのでしょうか。カーリースを選ぶときに注視すべき点を紹介します。

選べる車種の多様さ

リース会社によって掲載台数は異なります。車種の豊富さは希望車種が見つかるかどうかに直結します。

特定のメーカーしか取り扱っていないといったリース会社もあるので、よく調べてから申し込みするようにしてください。

残価精算の有無

「オープンエンド方式」は残価精算の責任がお客様にあるのに対し、「クローズドエンド方式」ではお客様に残価精算の責任はありません。

そのため、クローズドエンド方式では、契約満了後に定められた残価を下回っていたとしても、追加で清算する必要がないため、車両返却時における費用負担の心配がありません。

最後に車をもらえるか

リース契約満了時に、契約内容によっては車がもらえることもあります。車を自分のモノにしたいと考える方は、こういったオプションを提供しているリース会社を選ぶといいでしょう。

契約満了時にマイカーとして車に乗り続けることが出来れば、自家用車としてドライブを好きなだけ楽しめます。

料金プランに含まれる項目

カーリースの月額料金には、税金や自賠責保険料など、車の一部の維持費が含まれる契約です。サービスによっては車検整備費用なども含めたメンテナンスプランを提供している場合もあります。

おすすめのカーリース会社TOP3

MOTA新車リース

MOTA新車リースの特徴は、契約満了時に追加金なしで車がもらえる点です。MOTA新車リースをおすすめするポイントは以下の3つです。

・税金や車検費用コミコミで毎月定額

・契約期間満了時に車がもらえる

・月1万円台から車に乗れる

また、走行距離制限がなく車のカスタマイズも自由に楽しめます。国産メーカー(レクサスを除く)はもちろん、車種のグレードも豊富に取り揃えています。

カルモ

「マイカー定額カルモくん」は、カーリース費用とともにメンテナンス費用を含めて毎月の定額支払いでリーズナブルに車を利用できます。

「マイカー定額カルモくん」のおすすめポイントは次のとおりです。

・月1万円台から好きな車に乗れる

・残価精算・距離制限もなしプランも選べる

「もらえるオプション」をつければ、契約満了時にそのまま車がもらえるため、契約期間中からカスタマイズを楽しむことができます。

ニコノリ

「ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック」は、「ニコニコレンタカー」が運営するカーリースサービスです。

定額ニコノリパックには専用カスタマーセンターが設置されており、公式サイトには多くのプランが記載されています。それ以外にも予算や希望に合わせて柔軟にプランを組むことができます。

もらえると割高になるのか?

カーリースは原則として「所有権移転外リース取引」に該当するため、対価なしで車をもらうことはできません。

所有権移転外リース取引とは、契約期間満了後も借り手側に車の所有権が移動しないことを定めた法律のことです。そのため、車を自分のものにするには残価を精算して買い取る必要があります。

一方、車をもらえる「クローズドエンド方式」は残価精算がありません。なぜかというと残価精算に代わる金額を月額料金に含めて支払うためです。

これにより、契約満了時には残価精算の費用負担がなく契約満了後に車をもらえます。

カーリースで毎月の支払いを安くするには?

月額料金は安くできるに越したことはありません。カーリースを利用するにあたって、可能な限り費用を抑えられるポイントを紹介します。

オープンエンド方式を選ぶ

「オープンエンド」は残価設定ありのプランです。そのため最後に車を返却しなければなりませんが、残価の設定額を調整することで月々の費用を抑えられます。

サービスによっては最後に残価料金を支払うことで車を買い取ることもできるので、そういった点も考慮したうえでどちらが自分にとって最適かを判断するといいでしょう。

リース期間の見直し

カーリースの月額費用は車両本体価格とリース期間によって決められるので、リース期間を長くすることで毎月の支払額を抑えられます。

月額料金を抑えたければ、長期プランを選択するのもひとつの選択肢です。ただし、先ほどご紹介したように、ライフスタイルが変わる可能性もあります。契約前にはかならず、これらのライフスタイルが変わる可能性を含めて、自分に合ったプランを選択するようにしましょう。

月々の費用を抑えてお得にカーライフを楽しもう

カーリースはローンと比べて、月々の支払いが定額、プランによっては最後に車がもらえるなど、購入時と比べて大きな差はありません。

頭金などの初期費用なしで契約できる点は、カーリースにおける大きな魅力でしょう。こういった点から徐々にカーリースを利用される方も増えています。興味のある方はぜひMOTA新車リースをチェックしてみてください。

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商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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