マイカーローンの審査に落ちた時の対処法! ローン以外で車を所有する方法も紹介

  • 筆者: MOTA編集部
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マイカーローンの審査に落ちてしまい途方に暮れている。そんな人こそ読むべきマイカーローン審査の対策をまとめました。まずは審査でなにが見られるか把握することが大切。マイカーローンの再審査をせずとも車を所有できる方法も紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. マイカーローンの審査に落ちる人の特徴
  2. マイカーローンの審査で確認されるポイント
  3. マイカーローンの審査に落ちた時の対処法
  4. カーリースの利用も検討余地あり!

マイカーローンの審査に落ちる人の特徴

マイカーローン会社はそれぞれ独自の審査基準があり、その基準をクリアすることで晴れてマイカーローンを組むことができます。そのためには、審査でどういった点が見られるのかも把握しておくといいでしょう。

まずは審査に落ちやすい人の特徴を紹介します。当てはまる人は、申し込む前に対策をすることで審査通過率を高めることができるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

収入が安定していない人

安定した仕事に就いていない人はやはり審査に落ちやすい傾向があります。フリーランスで活動されている人やアルバイトしている人が当てはまるかと思います。

また会社員で働いている方であっても、現職の勤続年数が短期間であったりすると審査に落ちる場合があります。個人事業主かつ収入が多い方であっても、収入が不安定と見なされ審査に落ちることもあるようです。

マイカーローン会社にとって、負担した金額に金利を付けて毎月返済してもらえる人がもっとも望ましいため収入が多いことは二の次。まずは安定した収入をもとにきちんと返済能力がある人にお金を貸したいと考えます。そのためまずは、返済能力が今の自分に備わっているかを見直してしてみてください。

収入と車両価格のバランスが合っていない

自分の収入と申し込んだ車両価格の金額が見合っていない場合も、マイカーローンの審査に通る可能性は低いです。

たとえば年収300万円に対し、車両本体価格が1,000万円などを選択した場合です。明らかに現在の収入では毎月の返済に負担がかかります。そうなると返済が滞ってしまう可能性が高くなるためマイカーローン会社は敬遠します。

すこしオーバーな例を挙げましたが、年収を大きく上回る金額でローンを組むのは非常に厳しいです。自分の収入を考慮したうえで、どれくらいの金額であれば問題なく返済ができるのかを考えて計画を立てましょう。

申込内容に虚偽がある

借入がある、収入が少ない、安定した収入がないといった状況にも関わらず、どうしても車が欲しいからといって審査時に虚偽の報告をするのは絶対に止めてください。

とくに借入に関しては、マイカーローン会社側で調査することができます。そこで虚偽が発覚した場合、即座に審査に落ちます。また虚偽の申告を複数社に何度も行なっているとブラックリストに登録されかねません。

嘘をつく人間を信用する会社はありません。ローンとなればなおさらです。

虚偽の申告でたとえマイカーローンの審査に通ったとしても収入が見合っていない、安定した収入が得られない場合は、返済はおろか日々の生活まで苦しくなる可能性もあります。マイカーローン会社を騙してまで車を所有する価値が本当にあるのかよく考えてみてください。

マイカーローンの審査で確認されるポイント

審査に落ちる人の特徴を把握したところで、次にマイカーローンの審査で確認されるポイントをチェックしていきましょう。

マイカーローンの審査は審査基準を正確に把握することは不可能です。審査基準は開示されていないことはもちろん、ローン会社によって独自の審査基準を設けているためです。

ですが返済に関わることとなると見られるポイントはやはり収入面になります。収入面のなかでも具体的にどういったところが見られるのかをご紹介します。

安定した収入がある

マイカーローンの審査に落ちる人の特徴でも説明しましたが、安定した収入があるかどうかはかなり重要視されます。家族や友達でも収入がない人にお金は貸しませんよね。それはローン会社も同じです。

ローン会社もあなたが購入しようとしている車体金額を一括で負担するぶんリスクを背負います。そのリスクを背負う代わりに毎月の返済に金利を付けて利息分の儲けを出すのです。

そのため毎月の返済が滞ることなくできるというのは非常に大切です。安定した収入を得ている人=会社員という考えも根強いため、会社員という雇用形態はマイカーローンの審査で強い味方となってくれるでしょう。

勤続年数が長い

同じ会社で長く働き続けることは信用される理由のひとつになります。社会的にも勤続年数が長い人は信頼されやすいという側面もあるでしょう。

審査する側から見ても、勤続年数が短い人は今後も本当にこの会社で働き続けるのか、収入が安定しているのかどうかと不安に思ってしまいます。

では勤続年数はどれくらいがいいのかと疑問を抱く方もいらっしゃると思います。マイカーローン会社によって審査基準が異なるため一概には言えませんが、3年程度が望ましいかと思われます。

不動産などの資産を保有している

不動産や資産を保有している方は、保有するだけの経済力があるとみなされます。不動産など多額のローンを組めるだけの信用があり、税金を払うだけの収入がある人とみなされてプラスの評価につながることもあるようです。

審査基準はローン会社によって違うため、すべてがそうとは言い切れませんが、もし支払い能力を失った場合でも不動産や資産を手放すことで、マイカーローンの返済にあてることができます。そういった面も考慮され審査ではプラスに働くこともあるのです。

過去に未払いや滞納がない

過去にローンの未払いや踏み倒しがあると審査に大きく影響します。マイカーローン会社は過去のローンの返済履歴を見ることができるため、ローンの滞納などがあると返済能力に信用がないと判断します。

支払いが滞った過去がある場合は、返済履歴を一度確認されることをおすすめします。確認できる機関は主にCIC(指定信用情報機関)とJICC(日本信用情報期間)の2つです。

CIC

クレジットカード会社や消費者金融機関で登録された情報を見ることができます。情報の保有期間は5年間とされており、期間を超えると情報は削除されます。

情報開示は有料となっていますが、マイカーローンの審査に申し込むうえで過去の返済履歴は重要な情報です。インターネットから手軽に申し込めるため、過去に返済が滞った記憶があるようであれば一度利用されてみてはいかがでしょうか。

・クレジットカード一括払い(1,000円)

・ゆうちょ銀行で発行の定額小為替証書(1,000円)

・現金(500円)

JICC

こちらは銀行から消費者金融まで幅広い分野の返済履歴を確認できます。情報の保有期間は1年〜5年と正確な期間は決まっておりません。

こちらもスマホアプリをダウンロードすることでネットから申し込めます。ただし指定されたクレジットカードでしか決済ができないので、申込前に所持しているクレジットカードが対応しているかどうか確認するようにしてください。

 ・開示センター窓口(税込500円)

 ・郵送、スマートフォン(税込1,164円)※手数料164円

借金や複数のキャッシングがない

現在どれだけの借り入れやローン返済、またはキャッシングがあるのかを確認しておきましょう。

ほかにも借入がある、またはキャッシングをしていた場合は審査に通る可能性が厳しくなります。逆に借入もキャッシングもしていないのであれば審査も通りやすくなるでしょう。複数の返済を抱えている人と返済がない人とでは、それだけで返済能力に差が出てしまいます。

借金やキャッシングがある場合は、マイカーローンを申し込む前に完済しておくと審査に通る可能性を上げることができるでしょう。

マイカーローンの審査に落ちた時の対処法

マイカーローンの審査を受けて審査に落ちた場合はどのような対処をすればいいのでしょうか。審査には落ちたけど車がないと困るという方も少なくはないはず。

車はマイカーローンの審査に通ることでしか所有できないわけではありません。ここからはマイカーローンの審査に落ちた時に検討すべき対処法をご紹介します。

カーリースを検討してみる

冒頭でもご説明したとおりマイカーローンが通らなかった場合、カーリースを利用するという方法があります。“車のサブスク”の普及とともにカーリースも今、車を所有できる手段として人気を集めています。

カーリース自体は昔からありましたが、車を所有することに対する意識の変化や“車のサブスク”の登場によって、毎月定額で車を所有できることから昨今カーリースも注目されています。

借入金額を見直す

すぐできる方法として借入金額の見直しは効果的な対処法のひとつです。まずは車種のグレードを見直してみましょう。車によってはグレードだけで数百万円も金額が変動することもあります。今の収入と見合わない場合は、一度借入金額の見直しをしてみてください。

あとは、頭金をいくらか支払うのも有効な手段です。グレードを下げてみてそれでも難しいようであれば頭金やボーナス併用払いを検討してみてはいかがでしょうか。

連帯保証人を付ける

MOTAカーリースでの事例にはなりますが、連帯保証人を付けたことで審査に通った事例はいくつもあります。マイカーローンの審査でも有効な手段といえるでしょう。

連帯保証人を付けることで万が一、本人の返済能力が滞っても代わりに連帯保証人に支払ってもらえるのでローン会社としても安心です。

収入のない専業主婦(主夫)の方であっても連帯保証人を付けることで審査に通る可能性があります。アルバイトの方も同様です。非常に有効な対処法といえますね。

ほかの借入を返済する

マイカーローンでもカーリースでもかならず審査があります。マイカーローン会社は車の代金を肩代わりするのですから、そのお金をきちんと返してもらえる人かどうか判断するのは当然といえます。

『マイカーローンの審査で確認されるポイント』でも説明したとおり、返済が複数あるとやはりマイナスと捉えられてしまいます。審査時には可能な限り完済しておくことが望ましいでしょう。

もし過去の返済履歴に滞納や踏み倒しがある場合は、CICやJICCで過去の返済履歴を確認するようにしてください。返済履歴は最長で5年間保存されます。滞納した履歴が残っている場合は何度審査に申し込んでも通る可能性は低いと思われます。

履歴が消えるまで待つことも審査に通りやすくなる対処法のひとつでもあります。車の所有が急務でない場合は滞納履歴が消えるまで待つことも検討してみてください。

カーリースの利用も検討余地あり!

マイカーローンの審査について重視されるべきであろうポイントから落ちた際の対処法などをご紹介しました。

またカーリースも立派な車の所有手段のひとつです。ぜひ所有方法のひとつとして検討してみてください。MOTA新車リースではで最後は車をもらうこともできます。自分に合ったマイカープランで楽しい日々を送りましょう。

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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