[2021-2022 年末年始の渋滞を大予想]最大35キロ!? 高速道路にクルマが戻っている! 積雪予報にはくれぐれもご注意を

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これまでコロナ禍の外出自粛を受け、ここしばらく公式発表がなかった高速道路の渋滞予想。しかし2021年12月、緊急事態宣言の解除もあって、2年ぶりに高速道路各社から2021年-2022年の年末年始渋滞予測が発表された。最長35km・通過におよそ1時間40分かかる大渋滞も予想されている。関東・中部を中心にした、2021年12月29日(水)から2022年1月4日(火)までの高速道路の渋滞予測をお届けしよう。

目次[開く][閉じる]
  1. 2年ぶりに「年末年始シーズンの渋滞予想」が高速道路各社から発表!
  2. 2021年12月29日(水)~2022年1月1日(祝)までの主な高速道路の渋滞予報[情報提供:NEXCO東日本]
  3. 上りのピークは2022年1月2日・3日だ! 最長35km・通過におよそ1時間40分かかる大渋滞も予想される
  4. 「渋滞予測ルート検索」は12月28日よりスタート! ルート検索によって渋滞予測も可能に
  5. 2021-2022年末年始は積雪も要注意! 冬のドライブに滑り止めの用意は必須条件だ

2年ぶりに「年末年始シーズンの渋滞予想」が高速道路各社から発表!

今年2021年10月に1都3県の緊急事態宣言が解除され、感染者が激減(12月現在)していることもあって、人々の動きが活発になっている。

今年こそはと、2年ぶりに実家へ帰省したり、ドライブ旅行に出かけたりする予定の人も少なくないだろう。

高速道路を利用するクルマの台数も日に日に増えている。今年2021年8月のお盆時期は2019年比6割程度だった利用台数も、11月21日~23日の飛び石連休では「NEXCO3社+本四」の平均は2019年比で小型車(普通・軽・二輪車)は105%に増加している。

12月に入ってからの週末も、直近19日(日曜)では同じく小型車95%という交通量だ。すでに高速道路には、2019年と同レベルのクルマが戻ってきていると考えてよいだろう。

「渋滞予測カレンダー」は過去の実績をもとに作成される

というわけで、今年は2年ぶりに年末年始シーズンの渋滞予測が発表された。

2021年12月28日(火)~2022年1月4日(火)の年末年始期間中での全国高速道路の上り・下りの渋滞予測は以下となっている。

なお「渋滞予測は過去の渋滞実績を基に作成しており、新型コロナウィルス感染症の発生に伴う利用状況の変動は予測に含まれておりません。」とのこと。

以下は、渋滞予測として発表されている12月28日~1月4日の渋滞のうち、10km以上(2022年1月2日は20km以上)の渋滞について抽出している。

2021年12月29日(水)~2022年1月1日(祝)までの主な高速道路の渋滞予報[情報提供:NEXCO東日本]

2021年12月29日(水)

【下り】

■一宮IC付近(名神高速道路:愛知県)

7-14時 最大約10km 最大約25分

■大和トンネル付近(東名高速道路:神奈川県)

5-16時 最大約20km 最大約50分

■秦野中井IC付近(東名高速道路:神奈川県)

5-16時 最大約10km 最大約25分

【上り】

■海ほたるPA付近(東京湾アクアライン:千葉県/神奈川県)

14-20時 最大約15km 最大約45分

■綾瀬スマートIC付近(東名高速道路:神奈川県)

14-20時 最大約15km 最大約40分

2021年12月30日(木)

【下り】

■高坂SA付近(関越自動車道:埼玉県)

6-10時 最大約10km 最大約20分

■一宮IC付近(名神高速道路:愛知県)

7-14時 最大約10km 最大約25分

■大和トンネル付近(東名高速道路:神奈川県)

5-16時 最大約15km 最大約40分

■秦野中井IC付近(東名高速道路:神奈川県)

5-17時 最大約10km 最大約25分

■日野バス停付近(中央自動車道:東京都)

10-14時 最大約15km 最大約45分

■綾瀬スマートIC付近(東名高速道路:神奈川県)

14-22時 最大約15km 最大約45分

2021年12月31日(金)

【下り】

■大和トンネル付近(東名高速道路:神奈川県)

9-16時 最大約15km 最大約40分

■秦野中井IC付近(東名高速道路:神奈川県)

9-16時 最大約10km 最大約25分

■綾瀬スマートIC付近(東名高速道路:神奈川県)

14-20時 最大約10km 最大約25分

2022年1月1日(祝)

【上り】

■高坂SA付近(関越自動車道:埼玉県)

16-20時 最大約10km 最大約20分

■綾瀬スマートIC付近(東名高速道路:神奈川県)

13-23時 最大約20km 最大約50分

■都夫良野トンネル付近(東名高速道路:神奈川県)

14-21時 最大約20km 最大約50分

■小仏トンネル付近(中央自動車道:神奈川県/東京都)

14-22時 最大約20km 最大約1時間20分

上りのピークは2022年1月2日・3日だ! 最長35km・通過におよそ1時間40分かかる大渋滞も予想される

2022年1月2日(日)

※1月2日(日)の上下線及び3日(月)の上り線は、各地での渋滞が非常に多く予想されているため、以下は抜粋となる。

詳細は画像も併せてチェックして欲しい。

【上り】

■加須IC付近(東北自動車道:埼玉県)

14-21時 最大約30km 最大約1時間

■高坂SA付近(関越自動車道:埼玉県)

13-22時 最大約35km 最大約1時間

■青梅IC付近(圏央道:東京都)

13-19時 最大約20km 最大約50分

■綾瀬SIC付近(東名自動車道路:神奈川県)

9-翌1時 最大約35km 最大約1時間25分

■都夫良野トンネル付近(東名自動車道路:神奈川県)

10-23時 最大約20km 最大約50分

■高井戸出口付近(中央自動車道:東京都)

9-20時 最大約20km 最大約50分

■小仏トンネル付近(中央自動車道:神奈川県/東京都)

10-23時 最大約25km 最大約1時間40分

【下り】

■大和トンネル付近(東名高速道路:神奈川県)

8-17時 最大約20km 最大約50分

■御殿場IC付近(東名高速道路:静岡県)

8-19時 最大約15km 最大約40分

■東松山IC付近(関越自動車道:埼玉県)

9-14時 最大約20km 最大約40分

■川口東IC付近(東京外環自動車道:埼玉県)

9-16時 最大約15km 最大約45分

■豊田JCT付近(名神自動車道:愛知県)

15-19時 最大約15km 最大約40分

2022年1月3日(月)

【上り】

■加須IC付近(東北自動車道:埼玉県)

14-21時 最大約25km 最大約50分

■高坂SA付近(関越自動車道:埼玉県)

13-20時 最大約25km 最大約50分

■綾瀬SIC付近(東名自動車道路:神奈川県)

9-23時 最大約30km 最大約1時間15分

■都夫良野トンネル付近(東名自動車道路:神奈川県)

10-21時 最大約20km 最大約50分

【外回り】

■外観浦和IC付近(東京外環自動車道:埼玉県)

10-13時 最大約10km 最大約30分

【下り】

■木更津金田IC付近(東京湾アクアライン:千葉県)

8-15時 最大約10km 最大約30分

■大和トンネル付近(東名高速道路:神奈川県)

8-15時 最大約15km 最大約40分

■豊田JCT付近(東名高速道路:愛知県)

9-13時 最大約10km 最大約25分

■豊田JCT付近(東名高速道路:愛知県)

15-19時 最大約15km 最大約40分

2022年1月4日(火)

【上り】

■綾瀬スマートIC (東名高速道路:神奈川県)

13-23時 最大約20km 最大約50分

■都夫良野トンネル付近(東名高速道路:神奈川県)

14-20時 最大約10km 最大約25分

【下り】

■大和トンネル(東名高速道路:神奈川県)

9-15時 最大約15km 最大約40分

「渋滞予測ルート検索」は12月28日よりスタート! ルート検索によって渋滞予測も可能に

出発インターチェンジ(IC)と到着ICを入力すると、目的地までのルート上での、当日の渋滞予測を検索することができるサービス「渋滞予測ルート検索」(https://dc.c-nexco.co.jp/jam/route/)が12月28日にスタートした。

検索できる期間は2021(令和3)年12月28日~2022(令和4)年1月31日で、対象はNEXCO3社が管理する路線のみとなっている。この予測には、事故などに伴うリアルタイムの渋滞は含まれないため、お出かけの際はだいたいの目安として考えて欲しい。

また、遠出する時には最新の道路情報を確認すべし。

2021-2022年末年始は積雪も要注意! 冬のドライブに滑り止めの用意は必須条件だ

なお、今シーズンは12月として史上最多の積雪量となっている場所も多く、チェーンやすべり止めのないクルマの立ち往生が各地で大問題となっている。特に大型車が多く、道路をふさぐなどして大渋滞が発生している。

年末年始の移動時には、必ず冬用タイヤやすべり止めの装備をお忘れなく!

また、残念ながら2022年1月1日~1月3日も休日割引は適用されない。2022年の休日割引は1月8日から復活する予定だ。

[筆者:加藤 久美子]

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加藤 久美子
筆者加藤 久美子

山口県下関市生まれ 自動車生活ジャーナリスト 大学時代は神奈川トヨタのディーラーで納車引き取りのバイトに明け暮れ、卒業後は日刊自動車新聞社に入社。出版局にて自動車年鑑、輸入車ガイドブック、整備戦略などの編集に携わる。95年よりフリー。2000年に第一子出産後、チャイルドシート指導員資格を取得し、チャイルドシートに関わる正しい情報を発信し続けている。 得意なテーマはオリジナリティのある自動車生活系全般で海外(とくにアメリカと中国)ネタも取材経験豊富。愛車は22年間&26万km超の916アルファスパイダー。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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