フラッグシップサルーン 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
BMWのフラッグシップである7シリーズが2009年3月にフルモデルチェンジを遂げ、5世代目となった。標準ボディとロングボディに、それぞれ3L直列6気筒パラレルツインターボと、4.4L V8ツインターボの2種類が組み合わされるという4モデルで構成。今回はトップモデルの「750iL」を持ち込んだ。車両本体価格1,330万円。
Sクラスは2005年10月に現行モデルが登場。11月には新設計の4WDシステムを持つフルタイム4WDのS550 4MATICが追加された。2009年5月現在のバリエーションは、標準ボディの 「S350」「S550」「S550 4MATIC」と、ロングボディの「S550L」「S600L」がラインアップ。さらに、AMGの「S63AMG」「S65AMG」も控える。取材車両の都合により、S550 4MATICを取り上げる。価格1,380万円。
レクサスのフラッグシップサルーンであるLSは、2006年9月に発売。当初はガソリンエンジンで標準ボディのFR車のみの設定だったが、2007年5月にハイブリッドでかつAWD、ロングボディ仕様も選べるLS600hが追加。さらに、2008年8月にガソリンエンジンのAWD車やロングボディ車が選べるようになった。 グレードは、大きく分けて4種類から選べ、より上質な仕様とした「Iパッケージ」も用意されている。今回持ち込んだのは、上質なインテリアと装備を持つバージョンUのIパッケージのAWD車である。価格1,031万円。
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