独プレミアムブランドDセグワゴン 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
国産車の現行ラインアップでは、こうしたステーションワゴンは、数えるほどしか存在しなくなってしまったが、ヨーロッパのD-Eセグメントの車種は、日本市場でも都市部を中心に人気を博している。
日本導入から3年あまりを経て、BMW 3シリーズがマイナーチェンジを実施。そこで、2008年に日本に導入された、メルセデス・ベンツ Cクラスのステーションワゴン、アウディ A4アバントというドイツ製プレミアムブランドの同クラスのワゴンモデルを持ち込み、直接的なライバル関係にある各車の素性をチェックしたいと思う。
現行BMW 3シリーズは、2005年4月にセダンがデビューし、半年後の10月に325iツーリングが追加。従来よりもボディサイズがひとまわり大きくなり、居住性と走行安定性が向上。2008年10月にマイナーチェンジを実施し、フェイスリフトするとともに、iDriveの使い勝手が向上した。
メルセデス・ベンツ Cクラスは、2007年6月にセダンが登場。2008年4月に現行ステーションワゴンが追加された。今回は、もっとも売れ筋であるC200コンプレッサーのアバンギャルドを持ち込んだ。
アウディ A4は、2008年3月にモデルチェンジ。2008年8月にステーションワゴンのA4アバントが追加された。今回は、もっともリーズナブルな1.8TFSIをピックアップ。駆動方式はFFとなる。
3つのプレミアムブランドが放つ同クラスワゴンの個性を探る。
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