BMW X6M 海外試乗レポート/西川淳 編(2/4)
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- 筆者: 西川 淳
- カメラマン:ビー・エム・ダブリュー株式会社
フロントマスクの大きなエアインテークが特徴
ベースとなったX5、X6に対して、明らかに違うのはフロントマスクだ。両モデルに共通のデザインで、左右に大きなエアインテークを備えている。そこから連なるエンジンフードやグリル、ヘッドライトのデザインはX6にちなんだもの。また左右前フェンダーパネルには、「魚のえら」と彼らが呼ぶインテークが備わった。20インチのライトアロイホイールも、両モデルで別デザインとなる。
リアエンドも華々しい。特にX6Mのそれは、大胆なエアダムで強調されており、デュアルテールパイプと相まって、このSUVがただ者ではなかったことを“抜き去られた”スポーツカーのドライバーにしかと教えるのだ。
そもそもド派手なスタイルのX6Mでは、前述の前後エアロデザインが目立つが、X5Mでは大きなタイヤを収めるためにエクストラフェンダーが備わっている。見ようによっては、こちらの方がいかにも+αの高性能車に見えてしまうから面白い。ちなみに、このX6MとX5M、パフォーマンスは全く同じとのことだ。
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