BMW 新型 X6 試乗レポート/金子浩久(3/3)

BMW 新型 X6 試乗レポート/金子浩久
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強烈な個性! その反面、日本の道ではさすがに持て余すシーンも

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袖ヶ浦周辺の道は狭いところが多く、おまけに大型トラックも多いからすれ違いに気を使った。アメリカではまったく意識させられなかったボディサイズが、日本ではどうしても気になってしまう。

当日はBMWがメディア向けのオールラインナップ試乗会を開いており、X6の他にX4も乗ることができた。ご覧の通り、X4はX6をひと回り強小さくしたようなクルマである。エンジン排気量だけでなく、ボディサイズも小さい。だから、細い道でもX6のようなことにはならない。

スタイリッシュなX6が欲しいけれども、大きさで二の足を踏んでしまう人にX4は俄然、現実味を増した選択肢となってくる。BMWらしいスポーティなハンドリングやクールなインテリアなどは共通しているし、X5やX3とは違った特別感も一緒だ。" スペシャルなSUV”としての存在感の大きさをX6にもX4にも感じることができたのが袖ヶ浦での収穫だった。

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個性的なスタイリングと、BMWらしい優れたオンロード性能

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繰り返すと、X6はおびただしい種類が存在するようになった現代のSUVの群れの中にあって、まずその個性的なスタイリングで存在感を発揮し、運転すればBMWそのもののシビれるようなパフォーマンスとフィールを備えていることを実感させられる。ボディサイズでユーザーを選ぶことになるが、それは他社のSUVも変わらない。

弱点を上げるとすれば、「ポルシェ カイエン」や「レンジローバースポーツ」などのライバルたちと異なるのは、オフロード走行用の副変速機を備えていないことだ。悪路走破性は落ちるが、その一方で大幅な軽量化が図れるメリットがある。

普通のSUVでは満足できない、個性的なカタチとオンロードでの高い走行性能の組み合わせがX6の身上だ。モデルチェンジを経てもそれは変わることなく進化していたことが日米両国の路上で確かめることができた。

[レポート:金子浩久]

BMW NEW X6「xDrive50i M Sport」 主要諸元

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ボディサイズ:4925x1990x1700mm/ホイールベース:2935mm/車両重量:2320kg/駆動方式:xDrive フルタイム4輪駆動(4WD)/乗車定員:5名/エンジン種類:V型8気筒 DOHC BMW ツイン・パワー・ターボ付 直噴ガソリンエンジン/総排気量:4394cc/最高出力:450ps(330kW)/5500rpm/最大トルク:66.3kg-m(650N・m)/2000-4500rpm/トランスミッション:8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付)/燃料消費率:8.6km/L[JC08モード燃費]/0-100km/h加速:4.8秒(欧州値)/タイヤサイズ:(前)275/40R20(後)315/35R20/車両本体価格:1,285,000円[消費税込み、以下同]

※試乗・撮影車(xDrive50i M Sport)には「電動ガラス・サンルーフ」(188,000円)/「フロント・ベンチレーション・シート」(134,000円)/「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」(61,000円)/「フロント・コンフォート・シート」(41,000円)/「レーン・チェンジ・ウォーニング」(103,000円)/「アクティブ・プロテクション」(51,000円)/「BMWナイト・ビジョン」(329,000円)/「マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル」(86,000円)/「アルミニウム・ヘキサゴン・トリム」(0円)・・・合計:993,000円のオプションを装着(合計車両価格:13,853,000円)。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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