BMW 新型 X6 試乗レポート/金子浩久(2/3)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:小林岳夫
北米試乗ではハードなテストコース走行にもトライ!
スパータンバーグでは、BMWのパフォーマンスセンター内にあるテストコースで走らせることもできた。スポーツカー顔負けのハードコーナリングをこなしても音を上げることがなく、SUV(BMWはSAVと呼ぶが)なのにオンロードをスポーツカーのように走るX6は決してカタチだけのクルマではないことがわかった。
ちなみに、X6は今年で操業開始20周年を迎えるスパータンバーグ工場ですべて製造されている。先代は累計26万台も製造されたというから世界的なヒット作だった。
発表されて最初に反応が良かったのがロシア、イタリア、中東諸国だったそうだ。それを受けて販売台数を伸ばしたのがアメリカと中国。日本やドイツの当初の反応は芳しくなかったが、熱烈な固定ファンによる指名買いが続いている。なるほどと納得させられる話だ。
そのスパータンバーグ工場は、X6の他に「X3」「X4」「X5」も造られているXモデル(「X1」を除く)専用工場だ。
「スパータンバーグ工場には16億ドルが追加投資されて、現在の年間30万台という生産台数を45万台に引き上げる予定です」(プロジェクトマネージャーのピーター・ウォルフ氏)
新しく設けられる生産ラインでは、“X7”と呼ばれるはずの、X5のひとまわり大きなSUVが造られるともっぱらの噂だった。そしてまた、BMW関係者もそれを否定していなかった。
順調に生産台数を伸ばし、計画が予定通りに進むと、世界で最も生産台数の多いBMWの4輪モデル製造工場となるそうだ。
[カイエンなどの強力なライバル車との違いは・・・次ページへ続く]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。