【値引き】トヨタ 新型ヴォクシー/ノア 国沢光宏の購入指南!(1/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:茂呂幸正
<その壱>トヨタ ヴォクシー/ノアの簡単自動車解説!
先代モデルはヴォクシー/ノア両方合わせた販売台数でも日産セレナに負けるなど、成功作と言えなかった。中でもセレナに劣っていたのが、シートアレンジを含めた室内空間と環境対応技術である。
例えばいち早く簡易式ハイブリッドを取り入れたセレナに対し、アイドリンストップすら採用していなかったのだから決定的。5ナンバークラスのミニバンのユーザー層を見ると、小さい子供を持つ環境重視世代ということもあり、皆さんセレナを買いたくなって当然だったと思う。
新型ヴォクシー/ノアの開発にあたり「もう失敗は出来ない」ということで、トヨタは得意の本格的なハイブリッド仕様を投入。車体も全面刷新させ、2014年1月にデビューさせてきた。
唯一にして最大の弱点は、今や当たり前の装備となった、事故防止効果が非常に高い自動ブレーキを選べないこと。ちなみに昨年末にはマイナーチェンジした日産 セレナにはすでに装着されている。
トヨタ ノアとヴォクシーの違いは外観デザインと取り扱いディーラーだけ。装備や足回りを含めたスペックについては、ヴォクシーもノアも全く同じ。
■「トヨタ ヴォクシー/ノア 新型車解説」【もっと詳しく】(コンテンツリンク)
<その弐>トヨタ ヴォクシー/ノアの価格(価格帯)
ヴォクシー/ノアの価格はベースグレードの『X”Vパッケージ』で227万3143円から始まる。渋滞や信号の少ない地域なら、アイドリングストップが付いていないこのグレードで十分だと思う。
エアコンや横滑り防止装置のVSC、オートエアコンまで標準で装備。その上の『X』はイッキに高くなり246万8571万円へ。このグレードを考えている人は、迷うこと無くハイブリッドをオススメしておく。
約46万円高いものの、後述の通り実用平均燃費は普通の2リッターエンジン搭載車より圧倒的に良い。つまり燃料コストが安くなる分で46万円の価格差などカバー出来てしまうのだった。
加えて3~5年後に手放す時の査定は、下を見て30万円以上高いと思う。長く乗っても、乗り換えてもハイブリッドが有利という寸法。
『X』と最上級『G』の差は、クルーズコントロールとリアのオートエアコン、革巻きハンドル。『G』を選んでおけば間違いない。
■「トヨタ ヴォクシー」の自動車カタログ・価格比較(オートックワン 自動車カタログ)
■「トヨタ ノア」の自動車カタログ・価格比較(オートックワン 自動車カタログ)
◎ライバルモデル「日産 セレナ」「ホンダ ステップワゴン」の情報も併せてチェック!
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