スバル エクシーガtS[STI]/新型エクシーガ(2012年マイナーチェンジ)試乗レポート/マリオ二等兵(3/3)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:オートックワン編集部
新世代エンジン搭載、ミッションも一新でさらに軽快さを増した新型エクシーガ
エクシーガtS発売と同じタイミングで、標準のエクシーガシリーズも小変更を受けました。
中間グレードの「2.5i」に5月に改良されたレガシィと同じ2.5ℓのNAエンジン(新世代のFB型)と、新しくなったリニアトロニックを搭載。価格は全体的に値下げ方向に変更されております。
さらに、アイサイトもレガシィに積まれるものと同じバージョン2に変更され、完全停止モードが使えるようになりました。
見た目は、ドアミラーの形状が変わっただけ(ボディカラーは新色追加あり)ですが、スバル車の年次改良の例に洩れず、サスペンションやステアリングのセッティングも煮詰め直されております。
今回は、新しくなった「2.5i EyeSight」にも乗ってみましたが、これがまた実に気持ちの良いクルマになっており、試乗したスタッフ一同、思いのほか感激しました。
動きは軽快、かつ力強くて、無印良品的プレーンな味わいが実に心地よかったのです。
さすがにtSに比べると無駄な揺れや動きは多いですが、一般的なミニバンと比べればはるかに運動性能が高く、山道では、まるで小さなハッチバックに乗っているかのようでした。
新世代の水平対向エンジンFB25は低速トルクがタップリとしており、山道でも高速道路でもパワー不足を感じることはまったくありません。
電動パワステの設定も改善され、ステアリングフィールも文句なしです(元々悪くなかったですが)。
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