autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム 2012年1月販売ランキング/松下宏

自動車評論家コラム 2012/2/15 11:10

2012年1月販売ランキング/松下宏(1/2)

Text: 松下 宏
2012年1月販売ランキング/松下宏

2012年は極めて順調な立ち上がりに

2012年1月の新車販売台数は合計で「263,267台」と、前年に比べ40.7%の大幅増となった。

このうち、普通乗用車(3ナンバー車)が「114,787台」で54.2%増、小型乗用車は「124,320台」で33.5%増、乗用車の合計は「239,107台」で42.7%増だった。ほかにも、トラック・バスなどもすべて増加している。

一方、軽自動車についても「152,664台」と、前年に比べ29.0%の増加となった。軽自動車は4ヶ月連続の増加となり、1月としては過去最高の数値を達成した。

軽自動車のうち乗用車だけを見ると「119,579台」で、30.7%の増加だった。また、トラックやボンネットバンなど軽自動車の商用車系においても増加している。

輸入車は合計で「17,937台」となり、前年に比べて20.8%の増加。このうち外国メーカー車だけを見ると、13,093台で28.9%の増加だった。

このように、2012年1月は車種やタイプを問わず好調な売れ行きを示した。これは、1月時点では確定していなかったものの“エコカー補助金”がほぼ確実に得られるという期待もあって、ユーザーの購入マインドが高まったことが大きく影響していると思われる。

1位~5位:「α」好調でトヨタ プリウスがトップ

1位:トヨタ プリウス(29,108 [212.3%])/2位:ホンダ フィット(21,449 [144.2%])

3位:ダイハツ ミラ(19,795 [384.1%])/4位:ホンダ フリード(14,042 [266.2%])

5位:トヨタ アクア(13,485 [-------])

トヨタ プリウスαトヨタ プリウスα

販売ランキングの首位に立ったのは「トヨタ プリウス」で、3万台近い台数を販売して連続首位の座をキープした。プリウスは29,108台のうち12,930台がプリウスαで、この比率はおよそ44%。これは、かなり高い比率である。

2位の「ホンダ フィット」も安定して2位をキープしている。フィットの場合、ボディタイプとしてほかにフィットシャトルがあり、それぞれにハイブリッド車がラインナップされている。

フィットの販売台数「21,449台」のうちハイブリッド車は「13,300台」で、さらにそのうち「8,498台」がフィットシャトルのハイブリッド車。フィットは、コンパクト・ハイブリッド・シャトルという3つの要素を持ち合わせており、それらがうまく販売台数に繋がっていると思われる。

3位は「ダイハツ ミラ」で、前年の4倍に近い台数を販売した。前年の台数はミラのもので、今年の台数は大半が「ミライース」のものだろう。

4位には、前月の7位から「ホンダ フリード」が浮上してきた。フリードもマイナーチェンジがあり、ハイブリッド車を追加したことなどが販売増に貢献している。

フリードは14,042台のうち4,470台がスパイクとのことで、3分の1くらいがスパイクの売れ行きだ。またフリードのうちハイブリッド車は8,326台なので、6割くらいをハイブリッド車が占めている。

トヨタ アクア

5位にはハイブリッド専用車の新型車「トヨタ アクア」が入った。

1万2,000台の販売目標台数に対し、発売から1ヶ月でその10倍の受注を集めたとして大きく注目されたクルマであり、販売目標台数を超える売れ行きとなった。

このように見ると、上位5車種はミラを除けばハイブリッド専用車やハイブリッド車をラインナップするクルマであり、ハイブリッド車の売れ行きの良さを示している。

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