「僅かに」軽減された自動車重量税/松下宏のコラム(2/2)

継続車検の重量税も「エコカー」である恩恵の方が大きい

自動車重量税は新車購入時だけでなく、継続車検を受けるときにも納税する必要があるが、2年分の自動車重量税はカローラクラスで3万円ちょうどになる。

エコカー減免税は基本的に新車が対象だが、新車として販売された時にはまだこの制度がスタートしていなかったエコカーが、2012年4月までに車検を受けると、そのときに50%または75%の減税が適用され、ハイブリッド車なら免税になる。

50%の減税なら1万円、75%減税なら7,500円ですむ計算だ。新車と違って車検期間が2年なのでお得感がやや小さくなるが、それでも一応はエコカー減税が適用される。

そんなこんなで、暫定税率の変更では少しだけしかメリットがなかった自動車重量税も、エコカー減免税と組み合わせるとけっこうメリットがある。

当面は新車を買うときも、年式の新しい中古車を選ぶときも、エコカー減税の適用車であるかどうかをしっかりチェックして買うといい。

最後に悪いニュースをひとつ。新車登録から18年経過したクルマは、当時の排気ガス基準が緩く、燃費も悪いクルマが多いので、500kgごとに年間6,300円という従来の暫定割増税率が適用される。

18年落ちの中古車となると、大半がクラシックカーとなるようなクルマだが、そんなクルマは税率が高くなる点に注意しておこう。

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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