低燃費なのにパワフル!すこぶる優等生のエコブーストエンジンを搭載したフォード・クーガ(1/5)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
さりげなく普通にいいクルマだから驚く
年下のきゃわいいボーイズを食い荒らす肉食女のことを、英語圏では「クーガー」と揶揄するそうな。クーガーとはピューマのこと。ネコ亜科としては最大のボディサイズを持ち、地面に伏せつつそ~っと獲物に忍び寄ってはガバっと飛びかかり、イッパツで仕留めるんだとか。
確かにその姿、イケメンゲットに執念燃やす女のごとし、あなおそろしや。いや私のことではありませんって。できればそうしたいのはやまやまなのだけど、意外に瞬発性に欠けるものでエヘヘ。
……気を取り直してフォードのクーガである。語感が似ているし、ピューマがサファリで俊敏に駆け回る様子がアウトドア性能の高さをイメージさせそうな気がしていたため、すっかり勝手にクーガはクーガーから名前を取ったんだと思っていた。ら、違うんだってね(アッサリ)。
KUGAは造語で、決してCougarではないんだそうな。そして決してCougarではないからこそ、1967年から販売されたマーキュリー・クーガー(コチラは正真正銘のCougarでした)とも、なんら関係ないらしい。
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