日産 ティアナ 新型車徹底解説(1/6)
- 筆者:
新たに投入されるLクラスFFサルーン
すでにティザーCMが放送されていたこともあり、このクルマの存在を確認していた人も多いだろう。日産がLクラスサルーンに投入した新たなクルマがこのティアナだ。ティアナとはネイティブアメリカンの言葉で「夜明け」を意味する。ブランニューのクルマに付けられるネーミングとしては、まさにピッタリのネーミングだ。
商品コンセプトは「洗練された大人のための高級セダン」で、現代的にアレンジされた日本的高級感を取り入れた新しい方向性を持つ。あらゆるクルマがヨーロッパ指向になった今、あえて日本指向へと戻ることをひとつの目標にしているというわけだ。そして、ティアナは日本市場を中心にアジア地区への輸出も行われる。
基本シャシーは日産のLクラスFF用シャシーであるFF-Lプラットフォームを採用。搭載されるエンジンはFF用が3.5リッターと2.3リッターでいずれもV6タイプ。4WD用が2.5リッターで直列4気筒レイアウトとなる。グレード展開はそれぞれのエンジンに上級のJM、ベーシックのJKを設定。2.3リッターにのみJK・Mコレクションという中間グレードを設定する。
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