日産 ティアナ 新型車徹底解説(2/6)
- 筆者:
たっぷりと量感のあるエクステリアで高級感をアピール
プリメーラより95mmも長い2775mmのホイールベースを採用したティアナ。これはセフィーロよりも長い値となる。全長は4770mmでセフィーロよりも短いサイズ、全幅も1765mmと国産Lクラスサルーンとしては平均レベル。1750~1800mmの全幅を持つ輸入車を探してみると、アウディA4、プジョー307&406などだが、ティアナの全長はこれらのクルマよりもかなり長い。このボディサイズの設定の仕方を見ても、ティアナがジャパンオリジナルという顔をのぞかせる。
フロントまわりでは大型のタテ2段式ライトにはさまれた横格子のメッキグリルが目立つ。太めのバーで構成されるグリルは、スカイラインやグロリアなどにも採用されている日産Lクラスサルーンのデザインアイデンティティとなっている。
バンパーとリッドの段差を極力抑え平面的に構成されたリヤビューには、三角形のコンビランプを装着。このコンビランプにはすりガラス処理がほどこされたインナーレンズ面に小さな発光部が散りばめられ、柔らかい発光をするようになっている。
Lサイズサルーンとして十分な全長&全幅を持つティアナは、しっかりとした量感を持つ張りのあるボディパネルが採用されている。サイドビューで目を引くのが、しっかりとした6ライトウインドウ。シーマも6ライトデザインだが、Lクラスサルーンとしては久しぶりのデザインとなる。
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