トヨタ、中国で3代目プリウスの生産を開始
トヨタは、中国第一汽車集団公司とトヨタの生産合弁会社である四川一汽トヨタ自動車有限会社(Sichuan FAW Toyota Motor Co., Ltd.以下、SFTM)の長春工場において、3代目プリウスの生産を開始したと発表した。販売開始は来年の年初からが予定されている。
中国では、2005年に海外として初めてプリウスの現地生産を開始。2010年4月からは広汽トヨタ自動車有限会社でカムリハイブリッドの現地生産も行っている。
また、トヨタは中国において“ハイブリッド技術の中国での現地化”を目指しており、今年10月、江蘇省常熟市で行ったトヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社(以下、TMEC)の定礎式で豊田社長は「TMECに中国産ハイブリッドの開発部隊を設置し、2015年前後を目処に、ハイブリッドコンポーネントの現地化を計画している」と述べた。
トヨタでは、「クルマづくりを通じて地域社会に貢献する」という創業以来の理念のもと、今後もお客様や社会を豊かにする“もっといいクルマ”づくりに努め、中国の自動車産業の発展に向け努力していく。
この記事にコメントする