横浜ゴム、上海モーターショー2011にオレンジオイル配合技術など出展
横浜ゴム(株)は、2011年4月19日から28日(19、20日はプレスデー)まで中国の上海で開催される「上海モーターショー2011(AUTO SHANGHAI 2011)」へ、同社の環境技術であるオレンジオイル配合技術、さらに新しい環境コンセプト「BluEarth(ブルーアース)」を出展する。
オレンジオイルはゴムをしなやかにしてグリップ力を高め、走行性能と環境性能を両立する技術。
一般市販用タイヤをはじめ、トップクラスのモータースポーツ用レーシングタイヤ(CTCCやWTCC、国内スーパーGTなど)にも採用されている。
ブースではオレンジオイルのメカニズムを解説するほか、同技術を採用した商品として、3月から中国で発売した最高峰コンフォートタイヤ「ADVAN dB V551」と同社がワンメイクタイヤを供給するCTCC向けのレーシングタイヤを展示。
「ブルーアース」は「環境、そして人や社会にやさしいタイヤ」をテーマに世界中で展開するグローバル・コンセプトで、欧州に続き今秋中国で第一弾商品を発売予定。
今回はプロトタイプタイヤを参考出品し、「ブルーアース」の認知度向上を図る。
なお、20日に中国における事業戦略、24日に中華環境保護基金会とのタイアップ活動に関するプレス発表会を開催する。
24日は中国のヨコハマタイヤイメージキャラクターである人気俳優の古天楽(ルイス・クー)が来場。同氏は「ヨコハマ環境大使」としてプレス発表会への参加が予定されている。
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