三菱自、コスタリカで「i-MiEV」の販売を開始
三菱自動車は、コスタリカ共和国の政府関係者や電力会社などの法人を主な対象に、電気自動車「i- MiEV(アイ・ミーブ)」の販売を開始すると発表した。
コスタリカは、ラテンアメリカ地域における初の「i-MiEV」販売国となり、その首都サンホセ市で2月25日、三菱自動車の現地販売会社VEINSA社のほか、コスタリカ共和国大統領をはじめとする政府関係者や同国電力会社の幹部など約300名が出席のもと、販売開始を記念するセレモニーが行われた。
コスタリカ政府は環境保全に積極的に取り組んでおり、2021年までにCO2排出量をゼロとする「カーボンオフセット国」を目指している。
また、輸送ツールにおける電気自動車(EV)のCO2排出削減効果に高い期待を寄せており、EV購入者への優遇措置として関税の免除を実施している。
三菱自動車の「i-MiEV」は、2009年7月から日本で法人を中心に販売を開始。
2010年4月からは個人向けの本格販売をスタートさせており、すでに高い環境性能、コンパクトなボディならではの取り回しの良さに加え、動力性能や操縦安定性、静粛性や乗り心地などでも高い評価を得ている。
三菱自動車は日本に続き、海外では香港、オーストラリア、欧州で「i-MiEV」を販売しており、今秋には米国で拡幅車を発売する予定である。
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