GM、2010年型カマロ「シナジー・スペシャル・エディション」の発売を開始
米ゼネラルモーターズ(GM)は、シボレー・カマロのシナジー・スペシャル・エディションの販売を開始した。カマロの伝統である斬新なエクステリア・カラーを採用した2010年型モデルの価格は2万6,790ドルからで、2月から5月までの限定生産となる。
歴代のカマロに詳しいスコット・セトルマイア氏は、
「シナジー・グリーンは、印象的なカラーを採用するカマロの伝統を受け継いでいる。これまでに人気のあったカマロの代表格といえば、1967年から1969年までの第1世代モデルで、ハガー・オレンジ、デイトナ・イエロー、ラリー・グリーンといったカラーが採用された」と語る。
今回のシナジー・スペシャル・エディションは3.6リッター直噴V6エンジンを搭載するカマロ1LTをベースとし、6速マニュアルおよびオートマチック・トランスミッションが組み合わされている。最大出力304馬力、最大トルク273lb.-ftを発揮しながらも高速燃費29mpgを実現し、性能と経済性を両立する、セグメントトップレベルのパワートレーンである。
シナジー・グリーンのエクステリア・カラーは2009年のSEMAショーで初公開された。生産モデルでは、アクセントとしてエンジンフードからリアデッキまで真っ直ぐに伸びるサイバー・グレー・ラリー・ストライプが加えられている。その他、リアスポイラー、P245/50R19タイヤ、19インチホイール(スターリン・シルバー塗装)が標準で装備される。 インテリアでは、インストルメントパネルとドアインサートにもシナジー・グリーンのカラーが施されている。ジェット・ブラックのファブリックシート、ステアリングホイール、シフトノブ、センターコンソールにもアクセントとして、シナジー・グリーンのステッチが加えられた。
セトルマイア氏は、「第1世代のカマロがこうしたカラーによってあこがれの対象となったように、今回のインフェルノ・オレンジ、ラリー・イエロー・トランスフォーマー・エディション、シナジー・グリーンといった最新のカラーも2010年型カマロを象徴するものになるだろう」と語った。
今回のスペシャル・エディションには、Bluetooth携帯電話接続、MP3プレーヤ用USBポート、リモートエンジンスタート(オートマチック・トランスミッション装備車)を含む、カマロ・コンビニエンス/コネクティビティ・パッケージも装備されている。
カマロのマーケティング・マネージャー、ジョン・フィッツパトリックは、
「シナジー・スペシャル・エディションは、他にはないパフォーマンスカーを現実的な価格で購入したいと考えるユーザー向けのパッケージ。卓越したスタイリングやBluetooth接続などの最新のテクノロジー、304馬力のエンジンパワーを2万7,000ドル以下で手に入れることができる」と語る。
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