日産、燃料電池車を米コカコーラ社に納車
日産の現地法人である北米日産自動車は11月24日、同社の燃料電池車(FCV)である「X-TRAIL FCV」を米国カリフォルニア州の「サクラメント・コカコーラボトリング社」に納車したと発表した。
FCVはタンクに貯蔵した水素と空気中の酸素を化学反応させて取り出した電気エネルギーを動力源とし、CO2及び排出ガスを出さず水だけを排出するという「ゼロ・エミッション」車である。
サクラメント・コカコーラボトリング社は、今後このゼロ・エミッション車両を販売促進イベントや営業用に使用し、同社の商品である「コカコーラ・ゼロ」のプロモーションに活用する。
日産は、「青い地球を守りたい」「人や社会と共生する企業市民でありたい」という想いを「ブルーシチズンシップ」という言葉で表し、地球環境保護、地域社会への貢献、ダイバーシティ(多様性)の推進、より多くの人びとにクルマで移動する喜びを提供するなど、さまざまな取り組みを行っている。
このブルーシチズンシップの考え方に基づき「ニッサン・グリーンプログラム 2010」を引き続き推進し、真に実効性のある技術、商品、サービスを開発し、市場に投入していくということだ。
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