スバルが600馬力超のWRX STIでセダンのニュル最速を達成
北米スバルは7月21日、スバル WRX STI タイプRA NBRスペシャルが、ニュルブルクリンク北コースで4ドアセダン最速記録となる6分57秒5を樹立したと発表した。
WRX STI タイプRA NBRスペシャルはスバルセダンとAWDのポテンシャルを証明することを目的として作られたモデルである。今回タイムアタックを行った車両は、ラリー仕様の2リッターボクサーエンジンとスバルシンメトリカルAWDを搭載している。
WRX STI タイプRA NBRスペシャルはプロドライブがカスタムした車両で、2017年モデルのWRX STIにフルロールケージを施した特別仕様だ。
搭載されるのはWRC仕様の2リッター水平対向ボクサーターボエンジン。専用の吸気システムとブーストアップなどにより、最高出力は8500rpmで600馬力以上を発揮。最高時速はトップギアで179マイル(時速288キロ)になると試算されている。
WRX STI タイプRA NBRスペシャルは5月19日にニュルブルクリンクで走行したものの、あいにくの雨で新記録への挑戦が持ち越しになっていた。
この記事にコメントする