激変した新型スイフトのフロントフェイスが“どこかで見たような”と話題に
今回のフルモデルチェンジでフロントマスクが大幅に変更された新型スイフトは、ノーマルとスポーティなRSの2つのデザインを設定している。
フェンダーの張り出し感を強調し、力強さと安定感のあるスタイリングとし、大開口フロントグリルを中心としたフロントマスクで力強さと存在感あるエクステリアになった。
RSモデル(RS/ハイブリッドRS/RSt)は、精悍な印象のフロントグリルを採用。(ちなみに、このグリルはライバル車であるマツダ デミオに似ていると話題になっている)
他にもフロント&リアバンパー、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーを専用開発。リアフォグランプや、切削加工とブラック塗装を施した専用16インチアルミホイールも装備した。
ノーマル/RSモデルともに、ピラーをブラックアウトして一体感のあるガラスエリアとすることで、先進的なフローティングルーフを実現。リアドアハンドルをCピラーガーニッシュに配置して、2ドアクーペのようなサイドビューとした。
鮮やかさと深みの両立を実現した新色のバーニングレッドパールメタリック(赤)と、スピーディーブルーメタリック(青)の2色を加えた全9色のボディカラーを設定した。
スポーティで先進的なインテリア
インテリアは、スポーティで操作性に優れた構成とし、上質で先進的なイメージに刷新。
ナビゲーションパネルやエアコンの操作系を運転席側に5度傾けて配置し、スポーティさと操作性を両立した。
メーター、ホーンパッド、エアコンルーバー、エアコンスイッチなど、機能部品を円筒モチーフで統一。円筒形状のメーターは、スピンドル加工を施した盤面や、水温計・燃料計をメーター内に配置したデザインで、スポーティで高い質感を実現した。
ステアリングホイールは、操作性、乗降性にも貢献するD型ステアリングホイールを採用。
また、フロントシートは、肩部から座面に至るまで立体的な造形とし、ホールド性と高い質感を両立している。
高精彩の4.2インチ大型カラードット液晶のマルチインフォメーションディスプレイをメーター中央に設置し、走行関連情報やエンジンのパワー/トルクの情報などを、視覚的にわかりやすく表示している。
エクステリア同様に、RSモデルは、センターコンソール、ステアリングホイール、シフトブーツ、専用ファブリックシート表皮にシルバー加飾やシルバーステッチを施し、スポーティかつ洗練された内装空間を演出した。
コンパクトカークラス最軽量の車両重量840kgを達成
新プラットフォームのHEARTECT(ハーテクト)を採用し、走行性能と燃費性能が向上した。
ボディーやエンジン、足まわりなど車両全般にわたり徹底した軽量化を図り、従来モデル比で120kgの軽量化を実現し、XG 2WD(5MT)ではコンパクトカークラス最軽量の車両重量840kgを達成した。
また、初代から継承する優れたハンドリング性能としなやかな乗り心地を両立させるため、サスペンションを新設計するとともに、レイアウトを刷新した。
運転する楽しさ磨きをかけるため、欧州各国で走り込みや性能確認を実施。特にRSモデルは、速度域の高い欧州の道路環境を想定し、フラットでしっかりとした乗り味と直進安定性を発揮するチューニングを施ししている。
単眼カメラとレーザーレーダー方式の先進安全技術
新プラットフォームのHEARTECT(ハーテクト)を採用することで、ゆとりある乗員スペースと荷室スペースを確保した。
フロントドア、リアドアは開口高を拡大して乗り降りしやすくなり、荷室は開口地上高を80mm低くしたことで荷物出し入れ時の使い勝手を向上させた。
さらに、スズキ初となる単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減システム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能(5MT車を除く)、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能と、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシスト機能(スズキ初)を搭載した。
また、ハイビームアシストやアダプティブクルーズコントロール(設定速度は約40km/h~100km/h)なども用意している。
この記事にコメントする