日産、中国で2011年に電気自動車販売

日産、中国で2011年に電気自動車販売

ルノー・日産アライアンスは、北京において、中国工業情報化部(MIIT)とゼロ・エミッションモビリティのパートナーシップに関する覚書を締結した。

日産は中国の工業情報化省と電気自動車の普及で協力する覚書を結んだ。技術情報を提供し、充電スタンド網の整備計画などを提案する。まず内陸部の武漢市(湖北省)でパイロット計画を実施して普及を進め、北京市や上海市など沿海部大都市圏にも広げる。

中国政府は、13都市の公共交通部門に新エネルギーを使用した車両を導入するパイロットプログラムを開始している。

日産は、2011年初頭に電気自動車を中国で販売。当面は日本から輸入販売するが、将来的には中国での現地生産に切り替える。

日米欧の自動車大手で中国での電気自動車の具体的な販売計画を表明したのは初めて。成長が続く中国市場で先行し、電気自動車の販売競争を優位に進めたい考えだ。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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