クルマの中で別れ話、その時起こった悲劇とは!?【ドライブデートであった本当の話】

※写真はイメージです

「ドライブデートであった本当の話」第7回目は女性が車内での「別れ話」の際に起こった悲劇です。

このエピソードを語ってくれたのは同じ大学の同級生と付き合っていたというIさん。いったいどんな悲劇が起きたのでしょうか…

(Iさん/愛知県/20代女性)

ドライブデート中に起こった話ではありませんがクルマの中で起こった苦い思い出です。

去年の冬の話です。当時付き合っていた彼とは、ケンカばかりで上手くいってませんでした。ある日私から「別れたい」と伝えると、彼は猛反対。説得される日々が1ヶ月ほど続きました。話し合っても無駄だなと思った私は「もう本当に無理だから。ごめんなさい」と電話で告げました。半ば強引に電話を切ってしまったのですが、その2時間後…

ピンポーン

家のインターホンが鳴りました。なんと、その彼が2時間かけてクルマで家までやってきたのです。その時すでに0時を回っていました。父も母も「何事?」と心配そうにしていましたが、彼と話すことに。

彼のクルマに乗り込み、近くのコンビニの駐車場にクルマを停め話し合いをしました。しかし、やはり「別れる(私)」「別れない(彼)」の平行線で解決には向かわず、朝方、眠気が限界になり帰ることに。

すると…

彼「やべっ、バッテリーあがった」

私は免許を持っていなかったのでよくわからなかったのですが、どうやらエンジンがかからなくなった様子。今思い出すと笑えるのですが、当時はそれはもう大変でした。

JAFを呼ぶことも考えましたが、最終的には私が家まで走り、寝ている父を起こしてうちのクルマと彼のクルマをケーブルでつなぎ無事にエンジンがかかり問題解決!(父はとても不機嫌そうにしていました…)

「室内灯つけっぱなし」「暖房つけっぱなし」で長時間いたことがいけなかったみたいです。彼はこの後「お父さんへの印象最悪だな…」なんて落ち込んでいましたが、そのこともあってか別れに応じてくれました。今では当時のことを笑い合えるいい友達です。

いかがでしたか?よくショッピングセンターなどで「ハザード」や「室内灯」のつけっぱなしがアナウンスされていることがありますが、これによりバッテリーがあがってしまうことがあるんですよね。「アイドリングストップ」を心がけることもそうですが、みなさんもバッテリーがあがらないように気を付けてください。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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