トヨタの相次ぐリコール、「ハイエース」など10万台に燃料が漏れるおそれ
トヨタのリコールが相次いでいる。「クラウン」8万6千台、「カムリ」4万台、に続き発表されたのが「ハイエース」・「レジアスエース」・「ダイナ」・「トヨエース」である。
リコールの要因は、ディーゼル車の燃料噴射装置において、燃料ポンプと燃料噴射ノズルを接続する燃料パイプの強度が不足しているため、燃料圧力の変動により当該パイプに亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が進行して、最悪の場合燃料が漏れるおそれがあるとしている。これによる事故は報告されていない。
対象となるのは2010年7月13日~2013年7月24日に製造された計10万355台。改善措置として全車両燃料パイプが対策品に交換される。
リコール対象一覧
【型式】(1)車体番号の範囲(2)製作期間
▼ハイエース・レジアスエース
【LDF-KDH201K・QDF-KDH201K・LDF-KDH201V】
(1)KDH201-0058101~KDH201-0120161
(2)平成22年7月13日~平成25年7月3日
【QDF-KDH201V・LDF-KDH201K改・QDF-KDH201K改】
(1)KDH201-5005284~KDH201-5012363
(2)平成22年7月13日~平成25年7月3日
【LDF-KDH206K・LDF-KDH206V】
(1)KDH206-6002497~KDH206-6006460
(2)平成22年7月13日~平成25年5月21日
【LDF-KDH206K改】
(1)KDH206-8025190~KDH206-8063420
(2)平成22年7月13日~平成25年7月16日
【LDF-KDH211K】
(1)KDH211-8002706~KDH211-8004732
(2)平成22年7月13日~平成25年7月2日
【LDF-KDH221K】
(1)KDH221-0006842~KDH221-0011537
(2)平成22年8月4日~平成25年5月20日
【LDF-KDH223B・LDF-KDH223B改】
(1)KDH223-0008373~KDH223-0017146
(2)平成22年7月13日~平成25年5月17日
▼ダイナ・トヨエース
【LDF-KDY221・QDF-KDY221】
(1)KDY221-8001972~KDY221-8003913
(2)平成22年8月3日~平成25年7月9日
【LDF-KDY231・QDF-KDY231・LDF-KDY231改・QDF-KDY231改】
(1)KDY231-8006052~KDY231-8013211
(2)平成22年7月13日~平成25年7月24日
【LDF-KDY241V】
(1)KDY241-0001154~KDY241-0001273
(2)平成22年8月19日~平成25年7月10日
【LDF-KDY271】
(1)KDY271-0002139~KDY271-0003322
(2)平成22年8月3日~平成25年7月8日
【LDF-KDY281・LDF-KDY281改】
(1)KDY281-0004499~KDY281-0009608
(2)平成22年8月3日~平成25年7月24日
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合有
この記事にコメントする