マツダ販売急減の理由は?「CX-4」国内導入も見送り、今後の販売戦略どうなる(2/2)
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- 筆者: 国沢 光宏
「値引き」の役割はリセールバリューの調整役
中古車の価格は下取り査定と密接にリンクしているから、当然の如く値落ちする。リセールバリューが悪くなってしまう、ということ。
そいつを調整する役割を果たしているのは「値引き」なのだ。したがってデビュー直後は値引き無し。1年ごとに10万円くらいづつ拡大するくらいでちょうど良い。
なのにマツダは発売から3年経ったモデルでも値引きしない。ユーザーからすれば毎年割高になっていく。売れなくて当然だと思う。
毎年新型車を出すという戦略もあるが、昨年の場合、販売台数を望めないロードスターのみ。今年も中国で導入したSUV「CX-4」の国内導入を断念したことで、新型車無し。
抜本的な販売戦略を変更しない限り、厳しい状況が続いてしまうと考える。そんなこんなで株価も直近の高値の半額以下になった。
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