マツダ プレマシー 新型車徹底解説

  • 筆者:
マツダ プレマシー 新型車徹底解説
画像ギャラリーはこちら

「6+One」の新パッケージコンセプト

マツダのプレマシーが、新しく生まれ変わった。

パッケージングコンセプトとして命名されている「6+One」とは、シートの構成のことである。通常は6人乗りの構成で、2列目は完全左右独立式のシートとなっている。シート間に出来たスペースによってウォークスルーが出来るなどの余裕の空間は、車内で過ごす気分にゆとりを感じさせる。そして必要であれば、7人乗りのニーズにも対応出来るのがこのプラスワンシート。座面の下に、7人目の人の座椅子が隠されているのだ。通常は、2列目のアームレストとして使われているものが、背もたれに早変りする。簡単操作で必要なときだけ出てくる7つ目のシートである。

また、この座面が隠されている=収納されているスペースは、6.3Lの容量があり、収納ボックスとしても使用可能。そのほか、グローブボックスの上部にある小物入れスペース、ステアリング右側のダッシュボードトレイなどの収納類の充実はもちろん、シートアレンジも様々に対応。2列目シートは270mmのロングスライドができ、3列目シートは5:5分割可倒式、そしてリアラゲッジを倒すと426L、2列目3列目ともに倒せば857Lの最大ラゲッジスペースが出現する。

両側スライドドアは700mmの幅で開き、また樹脂製のリアゲートは約10%の軽量化と、1810mm、1910mmの2段階の高さで開き、利便性に優れている。

走りは、アクセラやアテンザでも使われている、2.0L MZRエンジンと、2.3L MZRエンジンの2種類。いずれも直列4気筒16バルブDOHCで、平成17年基準排出ガス75%低減レベルに達成している。

フロントはマクファーソンストラット式、リアはマルチリンク式のサスペンションは、ミニバンとして最適なチューニングを実施。乗車人数などにより車重の負担がかかる3列目シートに配慮し、スプリングやブッシュの設定にこだわっている。

重心感を強調した躍動感のある精悍なイメージの23Sと20S。軽快ですっきりしたスマートなテイストの20Cと20F。4グレードの展開となる。

新型プレマシー開発主査 福永賢一氏

99年発売の初代プレマシーから主査を勤める。ご自身の娘さんは新型プレマシーのターゲットユーザ ーと同じ30代、お子様(福永氏のお孫さん)2人のファミリー。新型プレマシーの開発に当たっては、娘 さんの意見も参考にされたとか。からくり7thシートにも娘さんの意見が活かされている。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

マツダ プレマシーの最新自動車ニュース/記事

マツダのカタログ情報 マツダ プレマシーのカタログ情報 マツダの中古車検索 マツダ プレマシーの中古車検索 マツダの記事一覧 マツダ プレマシーの記事一覧 マツダのニュース一覧 マツダ プレマシーのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる