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試乗レポート 2011/10/5 00:00

マツダ CX-5 試乗レポート/松下宏(3/3)

関連: マツダ CX-5 Text: 松下 宏 Photo: マツダ株式会社/オートックワン編集部
マツダ CX-5 試乗レポート/松下宏

CX-5ディーゼルのフィーリングは「ディーゼルらしからぬ」

マツダ CX-5

SKYACTIV-Gは好印象であったが、それ以上に走りの良さを感じたのが「SKYACTIV-D」のディーゼルエンジンだ。

新開発の2.2リッターディーゼルエンジンは、走りの性能を語る前にまず、環境性能の高さがポイントとなる。

日本のポスト新長期、ヨーロッパのユーロ6に対応するクリーンディーゼルへと仕上げられている。

それも一般的な三元触媒を備えるだけで、NOxを処理するための専用の触媒や尿素SCRなどを必要とせずにクリーンなエンジンに仕上げている。

マツダ CX-5マツダ CX-5

走りもとても良い。

まずはエンジンの回転がスムーズなことだ。タコメーターの針を見ていると、ガソリン車と見紛うばかりのスムーズな動きを見せる。

ディーゼルなので回転の上限は5000回転ほどに抑えられているが、それを超えて回ろうとする元気の良さだ。ガソリン車を走らせるのとほとんど変わらないフィールで走らせることができる。

「ディーゼルらしからぬディーゼル」といって良いだろう。

このディーゼルにもSKYACTIV-DRIVEが組み合わされている。ディーゼルエンジンのトルクに対応した仕様とされているが、基本的にはガソリン用と同じでロックアップ領域の広いATだから、ダイレクトな変速フィールで力強い走りが得られる。

エンジン騒音は、ガソリン車に比べるとさすがにやや大きめ。走行中はともかく、停車中の車外音が大きかった。ただ、今回の試乗がプロトタイプ車で、市販車には騒音対策が施されるので、もう少し静かになるという。

ただ、このSKYACTIV-DのATモデルは、CX-5の日本仕様車に搭載されるかどうかが決まっていないとのこと。

昨年秋以降のマツダのSKYACTIVに関するプレゼンテーションの中で、日本にもSKYACTIV-Gを投入することは明らかにされているが、ディーゼルの日本導入がCX-5で実現するかどうかは未定という。

マツダ CX-5マツダ CX-5

せっかくデキの良いディーゼルを作ったのだから、ぜひともCX-5に搭載して早くユーザーに提供したら良いと思う。

このほかSKYACTIVを全面的に搭載したCX-5では、低速域では軽く、高速域ではしっかりした手応えを感じさせる電動パワーステアリングがひとつのポイントだ。

また、滑らかなGのつながりを重視した足回りのチューニングは、マツダがプレマシーから始めたリニアリティ重視のチューニングによるもの。前述のアクセルワークに対するリニアリティなどもこれらに含まれる。

CX-5は、SUVであることが販売にどう影響するかが気になるところだ。

エクストレイルを始め、RAV4やCR-V、アウトランダーなどがライバル車となるが、2010年度の軽自動車を含めた販売ランキングを見る限り、上位30位までに入っているSUVはない。

エクストレイルがやっと40位以内に入っている程度であり、月に3,000台以上売れているのもエクストレイルのみ。欧米ではそれなりに良く売れると思われるCX-5だが、日本ではディーゼルエンジンが受け入れられるかどうかを含め、市場性が課題となるだろう。

筆者: 松下 宏

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