純正カスタマイズで“もっと楽しいクルマ”に仕上げちゃおう!【ホンダ S660×ホンダアクセス】(2/5)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:茂呂幸正
そもそもモデューロとは、本田技研工業の連結子会社である株式会社ホンダアクセスが展開する純正アクセサリーブランド。モータースポーツ好きのあいだでは、2015年、スーパーGT500クラスに参戦していた15号車『ドラゴモデューロNSX Concept-GT』でもその名を知る人は多いだろう。
ホンダ本体と生い立ちからして密接な関係にある同社は、ホンダ車の純正アクセサリーを製作するメーカーとして、ホンダのクルマを知り尽くした設計・製造を行っている。もちろん、市販車の予備設計段階から共同で開発できるということも、純正アフターパーツメーカーとしての強みだ。
その開発は本機とおなじく、ホンダのテストコースである北海道旭川市にある鷹栖プルービンググラウンド(実験場)や栃木プルービンググラウンドで行われ、乗り味を固めている。
◆YOKOHAMA アイスガードファイブ プラス(S660用)
・フロント用165/55R15 ・リア用195/45R16
フロント/リア共にオープン価格
今回装着したのは、そのモデューロがまさにスーパーGTに参戦するなかで培ったテクノロジーで作り上げたアルミホイール、そして売れに売れているという可変式のリアスポイラー、そして明るい色使いが印象的なキャンバスルーフトップだ。
ちなみに、この冬の時期でもS660に乗りたいという編集部員の要望によって、すでにタイヤはヨコハマタイヤのスタッドレス「アイスガードファイブプラス」を装着済み。
特殊なタイヤサイズのS660だが、純正設定が同ヨコハマタイヤのアドバン・ネオバということもあり、タッグを組んだかたちでS660用の「アイスガードファイブプラス」も通常販売モデルとしてラインナップされることになったからオーナーも安心だ。
この「アイスガードファイブプラス」、氷上性能はもちろんのこと、実はドライ性能もかなりイイ。“普通に”高速道路をさらっと走れる感覚は、従来のスタッドレスタイヤの概念では考えられないくらいに頼りがいのあるものだ。
もちろんネオバでも試してみたいけど、今回は冬しか味わえないスタッドレスタイヤバージョンのS660を楽しんでみたいと思う。
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