ボーイッシュ軽カー 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
ボーイッシュに内外装を仕立てた軽カーの最新モデル3台を集めた。
わかりやすくいうと、ムーヴでいう「カスタム」に相当するモデルであり、これが大いにウケている。ダイハツの販売スタッフからも「フリート客以外は今やカスタムを選ぶ人のほうが多いくらい」という話をきいているほど。それを他のメーカーも見習って、「カスタム」仕様のモデルを積極的にラインアップしてきている。
そのムーヴカスタムは、昨年秋のモデルチェンジで新世代に移行した。詳しくは後述する。
ワゴンRスティングレーは、2003年にフルモデルチェンジしたワゴンRの派生モデルとして、2007年2月に登場。「クールフェイス・ワゴンR」をデザインコンセプトとし、精悍で力強いエクステリアデザイン、黒基調の質感の高いインテリアを身につけている。
ムーヴカスタムは、2006年10月にフルモデルチェンジしたばかり。今回、プラットフォームからエンジンまで全身一新し、クラスを超えた新しい次元への進化を目指して開発。「わたしのかろやかオールマイティ」をコンセプトとした『ムーヴ』と、「上質・快適移動体(ムーヴィング・アメニティ)」をコンセプトとした 『ムーヴカスタム』の異なった個性の2タイプを設定した。
ゼストは、2006年2月に新登場したライフの男性向け版というべきモデル。よりボーイッシュに仕立てたゼストスポーツが主体となっている。クラストップレベルの広々とした室内空間と、低床で大開口の荷室、力強い走行性能など、「毎日の生活をアクティブに広げる」をテーマにファミリーユースをも視野に入れて開発された。
2007年1月の一部改良でグレード展開が見直されるとともに、アレルフリー高性能脱臭フィルターやセキュリティアラームを全タイプに標準装備するなど装備内容の充実を図られた。
3台のボーイッシュ軽カーの実力と魅力をチェック。
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