フォード エクスプローラー 2.0 XLT EcoBoost 試乗レポート/小沢コージ もうビッグミニバンなんていらない?(1/3)
- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:オートックワン編集部
狙い目は輸入3列シートSUV!
先日小耳に挟んでびっくらこきました。「最近、ミニバンが売れない」んだそうな。とはいえ、昨2011年の国内年間販売ランキングを参照したところ、4位に日産セレナ、6位にホンダ・フリード(これをミニバンと呼ぶのは少々悩む)が入っている。
しかし、現実にステップワゴンは11位に沈み、一時期あれほど猛威を振るったほぼ400万円近いのゴージャスミニバンは、トヨタ・ヴェルファイアが23位に入るのが精一杯。しかもなぜヴェルファイア?って感じ。きっとカッコが気に入られたんだろうけど…
でも日本国内での3列シート車の位置づけが変わりつつあるのは事実。昔みたいに「とにかく3列目」ではなく、もっと在るべき3列シート車が求められているのだ!きっと…
中でも高級3列シート部門で浮かび上がってくるのは輸入SUVだ。VWトゥアレグやポルシェ・カイエンなどに3列シートの設定はなく、あるのはデカくて高いアウディQ7やボルボXC90、ベンツGLクラスぐらい。そこでそこで、さらにクローズアップされるのがアメ車の3列シートSUVなのだ。
具体的にはフォード・エクスプローラー(440万円~)やシボレー・キャプティバ(354万円)で、ぶっちゃけコイツらは安い。400万円前後で買えるし、現実に販売は伸びている。と思ったらさらに追い風、去年出た新型エクスプローラーに、真打ちたるエコ仕様、「XLTエコブースト」が追加されたのだ。正直、2リッター直4ってところがひっかかるが…、ま、見てみるとしますか。最近欧州系じゃ1.4リッター直4のターボまであるし。
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