ダイハツ ムーヴコンテ 試乗レポート(2/4)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:小平寛
優雅なプロポーションと機能性あふれるインテリア
「カクカクシカジカ」というCM通り、コンテのフォルムはその四角さ(コンテナ)が特徴となっている。
その四角さ(コンテナ)と、自分らしい生活を描いていく人(台本、絵コンテ、クレヨン)から“コンテ”という名前が付けられたように、シンプルさとモダンさを狙ったデザインになっているのだ。
インテリアも差し色をインパネとシートに活かすなどして、チラッと見せるオシャレを提案したものとなっている。
このシートはフランス人デザイナーが手掛けたもので、角が面取りされ、ソファ感覚になっているのがユニークなところ。クッションの厚みや、大きな背もたれはショルダー部が大型化されるなど、見た目通りゆったり座れるようになっているのがポイントだ。
また、リアシートもムーヴとは異なっている。前席2名で乗ることが多いのなら、リアシートはスライドせず、きちんと荷室は荷室で確保しておいた方が使いやすいだろうという判断から、ムーヴでいうところの最後方の位置から50mm手前で固定式となっている。
こういった室内のパッケージングやデザインからもわかるように、荷物よりも乗員に重きをおいたコンセプトとなっているのがわかる。
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