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試乗レポート 2012/8/13 19:24

BMW M135i 試乗レポート /西川淳(2/2)

関連: BMW 1シリーズ Text: 西川 淳 Photo: BMW Japan
BMW M135i 試乗レポート /西川淳

見慣れた文字が並ぶスペックだが、新たなMテクノロジーを積極投入

M135i

その結果、ノーマル仕様に使われているパワートレインなどコンポーネンツを最大限利用し、もちろんM社がそれらを徹底的に鍛え上げておくことで、“高性能だが手の届くMの実現を目指した”というのが、MPAというわけなのだった。

ゆえに、発表されたM135iのスペックには見慣れた文字が並んでいる。たとえば、直噴ヘッドの3リッター直6ターボエンジン+8ATは、3シリーズや5シリーズでお馴染みのものだが、+14ps/+50Nmにチューンアップされており、トルクアップに対応して鍛造クランクや専用クーリングシステム、さらにはサウンドコントロールを新たに用いるなど、Mテクノロジーを積極的に投入している。

M135i
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ちなみに余談かもしれないけれども、6MTにいたっては新規開発品である。

シャシーのスポーツ性能も、もちろん大幅に引き上げられた。車高は10ミリ下げられ、バリアブル・スポーツ・ステアリングシステムやMスポーツブレーキ・システム、18インチタイヤ(ノーマルのハイグリップタイプ)などが組み合わされている。

いまどき珍しく太いハンドルを握りしめ、走り出す。聞こえてくるサウンドはとても勇ましい。この手のいわゆるホットハッチは、ことさらサウンドの演出にこだわるのが常だが、中でもうるさい部類だろう。

1シリーズの素性のよさをそのまま進化させたM仕立て

M135i
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まずは街中で様子見しつつ、というわけで、コンフォートモードやエコプロモードを試しながら走ってみたのだが、今ひとつ乗り心地がしっくりこない。ときおり足元がバタついて、やけに大きなタイヤを履いているという気分になる。

そこでスポーツモードに変えてみれば、あら不思議。バタバタした印象がすっかり消え、ハードだけれどもとてもクリーンな乗り味に。いわゆる、硬くて心地いいライドフィール。これなら、燃費をかせぐエコプロモードとスポーツ(&スポーツ+)モード以外、別に要らないんじゃないか、と思ったほど。

太いハンドルから還ってくる手応えは、とにかく嫌味なく自然なキレ味で、ドライバーの予想を裏切らない。好きなように操作しても楽しいという、懐の深ささえある。アクセルペダルを戻し、ブレーキペダルを踏み込んだときの姿勢も素晴らしい。これはもうMのアシだ。

M135i

ワインディングを縦横無尽に駆けぬけるサマも、Mの仕立てに間違いないと思わせる。1シリーズのもつ素性のよさを、そのまま丸ごと進化させたような走りで、なるほど、MPAは通常シリーズの“大幅なパフォーマンスアップをベースにしてのプラン”だったのだな、とあらためて気づかされた。

高速道路での安定感も抜群だ。アウトバーンでは250km/hまで難なくこなした。新しい“Mバッジ”シリーズの出現を、ひとまず歓迎しておこうじゃないか。

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筆者: 西川 淳

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