【2021年6月 一部改良】新型BMW 1シリーズのグレードやエンジンによる違い・評価を徹底比較

  • 筆者: MOTA編集部
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2020年4月に日本でも発売開始された新型BMW 1シリーズは、FRからFFへと駆動方式を大転換するなど多くの変更点があります。この記事では、BMW 1シリーズのグレードやエンジン、さらに前モデルとの違いを徹底比較します。
目次[開く][閉じる]
  1. 新型のBMW 1シリーズのスペックレビュー
  2. 新型のBMW 1シリーズ 装飾レビュー
  3. 新型のBMW 1シリーズ 価格レビュー
  4. 総評:全面刷新された、BMW 1シリーズの評価

新型のBMW 1シリーズのスペックレビュー

新型BMW 1シリーズは街中でも扱いやすいボディサイズや比較的手頃な価格帯、ディーゼルエンジンを含む幅広いラインナップで、BMWの中でも初めての方向けのモデルとして高い人気を誇っています。

ガソリンエンジン搭載の「118i」、四輪駆動システム搭載の「M135i xDrive」、そして2021年4月にはクリーンディーゼルエンジン搭載の「118d」が発売となり、現在3つのラインナップを取り揃えています。

5ドアのみの設定で、前モデルと比べると全長はほぼ同じですが、全幅と全高は大きくなり、ホイールベースは若干短くなっています。

駆動方式がFFになったことで室内スペースはボディサイズの数字以上に広くなっています。

前席足元のスペース・後席ニールーム・ヘッドルーム・そしてエルボールームも広げられ、さらに荷室の容量も拡大しています。

2021年6月には標準装備の追加設定が行われ、アクティブクルーズコントロールやオートマチックテールゲートオペレーション、電動フロントシート、外装ではBMW Individualアルミニウムラインが新たに全車標準装備となるなど商品力をアップさせています。

ボディサイズ

ボディサイズは全長4,355mm、全幅1,800mm、全高1,465mmとなり、ホイールベースは2,670mmとなっています。

前モデル比で全長-5mm、全幅+35mm、全高+25mmとなっており、前モデルよりも踏ん張りが効いた安定感のあるスタイルになっています。

荷室容量も380Lとなり、後部座席を倒すことで最大で1,200Lまで拡大することもできます。

前モデルと比べて増加分はごくわずかですが、FFとなったことで荷室床面も低くなり、荷物の積み下ろしも楽になっています。

新型1シリーズ

旧型 1シリーズ

新旧の差

全長

4,355mm

4,340mm

+15mm

全幅

1,800mm

1,765mm

+35mm

全高

1,465mm

1,440mm

+25mm

ホイールベース

2,670mm

2,690mm

-20mm

エンジン(出力・トルク)、燃費

エンジン

最高出力

最大トルク

118i

直列3気筒ガソリンエンジン

100kW(103PS)/4,600-6,500rpm

220N・m (22.4kgm)/1,480-4,200rpm

118d

直列4気筒ディーゼルエンジン

110kW(150PS)/4,000rpm

350N・m (35.7kgm)/1,750-2,500rpm

M135i xDrive

直列4気筒ガソリンエンジン

225kW(306PS)/5,000-6,250rpm

450N・m (45.9kgm)/1,750-4,500rpm

JC08モード燃費

WTLCモード燃費

118i

16.8km/L

13.7km/L

118d

22.9km/L

16.7km/L

M135i xDrive

13.5km/L

12.0km/L

前モデルは、発売当初2.0Lの直列4気筒ガソリンエンジンと、3.0Lの直列6気筒ガソリンエンジンがラインナップされていました。

その後、2.0Lの直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する118iは2015年に1.5L直列3気筒ガソリンエンジンに置き換わり、2016年に2.0Lの直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載する118dが加わりました。この118iと118dは新型となっても、それぞれ以前と同じエンジンを搭載しています。

エンジンは同じですが、新型は前モデルより車両重量が100kg以上軽いため、走行性能や燃費が向上しています。

そして、四輪駆動システムのxDriveを搭載した搭載したM135i xDriveだけは2.0Lガソリンエンジンを搭載します。

FRからFFに変わったことによる影響は?

新型1シリーズでは、エンジンコントロールユニットにより約3倍の速さでエンジンに伝達する機能のARBを採用しています。

その結果、FF車特有のコーナリング時に車両が外側に膨らんでしまうアンダーステアを大幅に抑制し、俊敏な走りを実現させています。

このように新型1シリーズはFF方式の採用により広い室内空間を確保しながらも、BMW本来の高い走行性能を実現しています。

新型118dのディーゼルエンジンはガソリンエンジンとこう違う

新型BMW 118dには、新開発された2.0L直列4気筒クリーンディーゼルエンジンが搭載されています。最高出力110kW(150PS)、最大トルク350N・mを発揮し、WLTCモード燃費16.7km/Lという低燃費性能や高い環境性能を備えています。

ガソリンエンジンを搭載する118iよりも100kg重い車重のため、スピーディーな加速では劣るものの、118dに搭載されるクリーンディーゼルエンジンは、多人数の乗車時や登坂路においても力強い走りを発揮します。

車両重量

118i

1,390Kg(電動パノラマ・ガラス・サンルーフ装備車の場合1,410Kg)

118d

1,490Kg(電動パノラマ・ガラス・サンルーフ装備車の場合1,510Kg)

M135i xDrive

1,580Kg(電動パノラマ・ガラス・サンルーフ装備車の場合1,600Kg)

グレード別の装備の違い

新型1シリーズはガソリンエンジンの118iとM135i xDrive、そしてディーゼルエンジンの118dの3種のエンジンラインナップがあり、118iと118dそれぞれにPlayとM Sportというグレードの構成となります。

ガソリンエンジンの118iとディーゼルエンジンの118dでは装備は変わりませんが、118dではリア左右に径90mmのエキゾーストテールパイプが装備されています。

そして、PlayとM Sportで外装と内装が変わります。

外装で言いますと、キドニーグリルがM Sportではアルミニウムサテンバーなのに対し、Playではハイグロスブラックバーに変わります。その他エアロパーツなどM Sport専用装備が加わります。

内装では、ステアリングホイールがマルチファンクション M スポーツレザーステアリングホイールになっています。

新型のBMW 1シリーズ 装飾レビュー

先代モデルからのデザインを一新した新型のBMW 1シリーズは、前モデルより大きくなったボディに最新のBMWデザインコンセプトを採用しています。

フロントでは、キドニーグリルやヘッドライトを採用し、低重心を強調するリヤデザインをアクセントに装備するなど、軽快な走行性能と高い機能性を備えた新型BMW 1シリーズを見事に表現しています。

エクステリア(外装)

新型のBMW 1シリーズのエクステリアは、新世代デザインのキドニーグリルと、鋭さが加わった4灯ヘキサゴナルLEDヘッドライトを採用した、スポーティなイメージのフロントデザインを採用しています。

また、無駄を省いたプレスラインのボディサイドは、力強いシルエットながらも端正な印象を与え、リアは低重心を強調したシルエットに新しいデザインのL字型テールライトが個性を際立たせています。

さらに、M Sportには次のようなパーツが加わり、スポーツ心を沸き立たせます。

  • BMW Individual サテンアルミニウムラインエクステリア
  • M ハイグロスシャドーラインエクステリア
  • ブラックサイドウインドーフレームモールディング(光沢仕上げ)
  • M エアロダイナミクスパッケージ
  • フロントエプロン
  • サイドスカート
  • リヤスカート

インテリア(内装)

新型BMW 1シリーズのインテリアには、5.1インチのメーターパネルディスプレイや8.8インチのコントロールディスプレイが備わります。

オプションで10.25インチのディスプレイを2つ備えたBMWライブコックピットや、大型化したBMWヘッドアップディスプレイも設定され、ワイヤレス充電機能も全車に標準装備しています。

FRからFFに変わったことで広くなった室内

新型1シリーズと前モデルの1シリーズでもっとも大きな変化となったのが、FRからFFに変わった駆動方式です。

FF方式の採用により乗降しやすくなるなど、室内空間の機能性が大幅に改善され、後部足元のスペースも約40mm広くなり後席の居住性能が向上しています。

ラゲッジルームは容量が前モデルより20L増加して380Lとなり、最大1200Lまで拡大します。分割可倒式の後部座席は標準では60:40ですが、オプションで40:20:40を選択することもできます。

オプション

新型のBMW 1シリーズ のオプションには次のようなパッケージが用意されています。

  • BMWライブコックピットやBMWインテリジェントパーソナルアシスタントといった先進機能のiDriveナビゲーションパッケージ
  • シートバック収納や積載量アップ機能(リヤシート)など、便利装備のストレージパッケージ

    また、メーカーオプションには、

  • M スポーツプラスパッケージ
  • アドバンスドパッケージ
  • セレクトパッケージ

そして 電動パノラマガラスサンルーフ(チルト&スライド)も含まれるプラスパッケージもあります。

さらに、エアロパーツやサスペンションキットといったBMW M社と共同開発したBMW M パフォーマンスパーツが設定されています。

ボディーカラー

新型のBMW 1シリーズ のボディカラーは以下の通りです。

特にメインカラーであるファイトニックブルーとミサノブルーはホワイト系とともに人気があり、ブラックサファイアなどは若者に人気があります。

  • アルピンホワイト(メーカー標準)
  • ミサノブルー(M Sport、M135i xDriveにのみ設定可能)
  • ブラックサファイア
  • メルボルンレッド
  • ミネラルホワイト(Playにのみ設定可能)
  • ミネラルグレー
  • ストームベイメタリック

新型のBMW 1シリーズ 価格レビュー

PlayとM Sportの価格差は118iで28万円、118dで37万円。そして、ガソリンエンジンの118iとディーゼルエンジンの118dの価格差は24万円となっています。

M135i xDriveだけは654万円とかなり割高になりますが、これは四輪駆動システムのxDriveやこのモデルだけの2.0Lガソリンエンジンの差額ということになります。

グレード名

車両本体価格(消費税込み)

118i Play

4,120,000 円

118i M Sport

4,490,000 円

118d Play

4,360,000 円

118d M Sport

4,730,000 円

M135i xDrive

6,540,000 円

維持費

自動車税(初年度は0)

30,500円

駐車場(月間)

8,000円

ガソリン代 (月間)

5,000円

自動車保険料(月間)

5,000円

車検費用 (指定期間での費用)

100,000円

上記経費に「重量税」「自賠責保険」を加えて計算すると次のような結果になります。

月間

25,218 円

年間

302,610 円

新型BMW 1シリーズ2021〜2022年度の課税率をもとに作成する車の税金維持費シミュレーターによると、新型BMW 1シリーズの118iの維持費は、月間で25,218円、年間では302,610円となります。

購入費を抑えるには車両価格の安いガソリンエンジン車を選ぶべきですが、走行距離が1万キロを超えるような人は、燃費が良く燃料コストの安いディーゼルエンジン車を選ぶことも考えるべきでしょう。

BMW 1シリーズのリセールバリューは高い?

BMWはどの車種も買取価格の相場は安定しています。もちろん使用状況によりますが、新型1シリーズは、BMWのブランド力とFFのコンパクトカーであってもスポーツマインドを備えている点などが評価され、リセールバリューは非常に良いといえます。

一昔前まではBMWといえばスポーツセダンというイメージが強かったために、セダンのリセールバリューが特に良いようでした。

しかし最近はBMWといえどもコンパクトカーが主流になっており、BMW 1シリーズのリセールバリューも高くなっています。

大手中古車検索サイトを見てみると、1年落ちの新型1シリーズの中古車価格は300万円台後半から400万円台全般が多く、新車価格からの値落ち幅が非常に小さいことがわかります。

総評:全面刷新された、BMW 1シリーズの評価

FF化されたことで不安になった人もいるかもしれませんが、BMWはFFになってもそのスポーツマインドは忘れていませんでした。

また、クリーンディーゼルでさえも運転が楽しくなるBMWのマインドを持っています。

機能性と快適性能もアップさせたのが新型1シリーズなのです。

新型1シリーズは、便利で取り回しの楽なだけのコンパクトカーではなく、乗って楽しく手の届くBMWといえるでしょう。

BMW/1シリーズ
BMW 1シリーズカタログを見る
新車価格:
412万円655万円
中古価格:
27.8万円562.2万円

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筆者MOTA編集部

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監修者なかの たくみ (MOTA編集長)

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