ローダウンで輸入車のスタイリングと走行性能を高めるドイツ製スプリングブランド|H&R【Vol.1】

輸入車のローダウンスプリングといえばH&R!

「純正の腰高感がやっぱり気になる」「手軽にスポーティなローフォルムに仕上げたい」…。

そうした思いを抱く輸入車ユーザーに、ぜひチェックしてほしいパーツメーカーがある。ドイツのスプリングメーカー「H&R」だ。

H&Rが製造するスプリングは、1980年代初頭にドイツの技術や安全性に関する認証機関であるTUVのテストをクリア。ドイツでは乗用車に装着するパーツはすべて世界でもっとも厳しいといわれるTUVテストをパスしなければならず、1970年代後半までTUVテストをクリアしたチューニングパーツメーカーは存在しなかったこともあり、この出来事は驚きをもって世界中に報じられた。

H&R

以来、H&Rはドイツのチューナーやレーシングチームから絶大な支持を獲得。近年はBMWモータースポーツともパートナー契約を結ぶ他、ポルシェ・カレラGT、911GT2、911GT3、メルセデス・ベンツCLK DTM AMGをはじめとするウルトラハイパフォーマンスカーにもH&Rのスプリングが純正採用されている。

また、H&Rは車高調整が可能なスプリングシステムの「アジャストスプリング」やエアサス車に対応したローダウンキットの「ETS」なども展開。ニーズに応えるアイテムの開発にも力を入れている。

ここでは、そんなH&Rをクローズアップ。輸入車ユーザーに有益なH&R情報をたっぷりお届けしていこう。

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スプリング交換のみで快適な乗り心地とスポーティなローフォルムが実現する

H&Rを紹介する上でまず外せないのが「スポーツスプリング」だ。

H&Rのスプリングは、前述のウルトラハイパフォーマンスカーにも純正採用されている。そして一般ユーザー向けの市販モデルであるスポーツスプリングも、それらウルトラハイパフォーマンスカーに純正装備されているスプリングと同じ材質、品質管理で製造されているのだ。

H&RH&R

素材には、高耐久性鋼材メーカーとして知られるムアー・アンド・ベンダー社の鋼材を独占使用。冷間成形製法で製造されるH&Rのスプリングは、スポーツスプリング業界では群を抜く引っ張り強度と高い耐久性を誇る。

車種によって異なるが、スポーツスプリングのローダウン幅は30mm前後。純正のスプリングと交換するだけで、快適な乗り心地とスタイリッシュなローフォルムが実現する。

また、車種別設計のスポーツスプリングはほぼすべての輸入車に対応。旧年式車用も取り揃えているので、ヘタリが気になってきた時の交換部品としてもおすすめだ。

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電子制御や減衰調整機能を維持したローダウンが可能な「アジャストスプリング」

続いて紹介するのが、純正のダンパー機能を維持しながらローフォルムに仕上げることができるスプリングシステムの「アジャストスプリング」だ。

近年はプレミアムカーやスポーツモデルだけでなく、さまざまな車種に電子制御式ダンパーや減衰調整が可能なダンパーの採用が増えている。そうした車種に車高調整サスペンションを装着すると、純正のダンパーがもつ機能が使えなくなる場合がほとんどだった。

アジャストスプリングはその課題をクリア。純正ダンパーの減衰力調整機能などを犠牲にすることなく、スポーティなローフォルムを実現。操縦安定性とハンドリング性能が向上するメリットも得られる。

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エアサスやABCサスペンションを純正装備する輸入車もローダウンが可能に!

スプリングが装備されていないため、ローダウンを諦めていたエアサス車やABCサスペンション装着車のオーナーもH&Rは必見だ。純正コンピュータに完全対応したH&Rの「エレクトリックロアーリングシステム(ETS)」を追加接続すれば、最大40mmのローダウンが可能になるのだ。

H&R

ETSはダイヤルで約±20mmの調整が可能な車高調整機能も搭載。純正のコンピュータモジュールに追加接続して車高をコントロールするので、乗り心地を損なうことはない。もちろん、純正のライドハイトコントロール機能への影響も一切ない。

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H&Rの「ホイールスペーサー」は車種別設計!汎用では成し得ない高い精度を誇る

H&R

「ツライチ」と呼ばれる、フェンダーぎりぎりにホイールを収めるセッティングを輸入車で目指す際もH&Rは要チェックだ。H&Rはホイール交換せずにツライチにできる「ホイールスペーサー」も展開。しかも汎用タイプのホイールスペーサーが一般的な中、H&Rは車種別設計としている。

そのことからも、H&Rの走行安定性に対するこだわりが見て取れる。ホイールスペーサーでトレッドを広げればコーナーリング性能を向上させることにつながるが、わずかな誤差が深刻な振動問題を引き起こしかねない。そこでH&Rは、車種によって異なるボア径やピッチを綿密に計算。ストレスに強いアルミ合金を素材に用い、高い工作精度で成形しているのだ。

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余分なロールを抑えてコーナーリング安定性を高めるH&Rの「スタビライザー」

最後にもうひとつ紹介したいH&Rのアイテムがツーリング選手権で高い評価を受け続けている「スタビライザー」だ。

H&Rはツーリングカーレースで得られたノウハウをスタビライザー開発にフィードバック。H&Rが独占使用する特殊合金を採用し、スタビライザーの命ともいえる強靭さとしなやかさを高次元で実現している。コーナーリング時のふらつきや不安定感が気になる輸入車ユーザーにぜひ試してほしい逸品だ。

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輸入車ユーザーで足回りに悩んでいるならH&Rをチェック!

ローダウンもツライチも昨今はファッション性を高めるカスタムとしてみられることが多いが、H&Rはコーナーリング性能の向上に着眼点を置いてアイテムを開発。そうして生み出されたアイテムの数々は、どれもが純正の機能を損なうことなく走行性能を高めてくれるものばかりだ。

しかも全製品が厳しいTUV規格をクリアするなど、品質と安全性も折り紙付きだ。輸入車ユーザーなら、覚えておいて損はないパーツメーカーといえるだろう。

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Brand Info - H&R

H&R とは?

「H&R」はドイツで生まれたスポーツスプリングメーカー。レース活動を通じて得たノウハウを直接製品にフィードバックすることをコンセプトに掲げ、数々のモータースポーツ車両の足元を支え続けてきた。プロダクツはすべてドイツ国内で製造。ISO9001の品質保証基準とTUV規格の厳しい安全基準を満たしている。多くの一般販売車両にもH&Rのスプリングは純正採用されており、アフターパーツとして展開される「スポーツスプリング」は手軽に快適な乗り心地とスポーティなローフォルムが実現すると好評を博している。昨今は電子制御式ダンパーや減衰調整が可能なダンパーに対応した「アジャストスプリング」や、エアサス車やABCサスペンション装着車用のローダウンキット「ETS」も展開。日本国内の流通は、株式会社アドベントが「H&R Japan」として輸入総代理店を務めている。

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企業名:H&R Japan 株式会社アドベント

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住所:東京都府中市若松町2-27-22

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