全ての安全は正しいシートベルト・チャイルドシート装着から/「ボルボ チャイルドセーフティセミナー」レポート

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世界最先端の安全技術を支えるボルボ セーフティセンターの女性エンジニアが来日

「ボルボ チャイルドセーフティセミナー」レポート[2016/01/29]

2016年1月27日、ボルボ独自開発の新世代プラットフォームを用いた第一弾、新型SUVモデルの「ボルボ XC90」が発表された。この発表に合わせ、スウェーデンのボルボ セーフティセンターで、25年以上に渡り研究開発に携わってきたロッタ・ヤコブソン博士が来日した。

ボルボが世界をリードし続ける先進安全技術、中でもチャイルドセーフティの分野について伺うべく、ヤコブソン博士が我々メディア向けに特別開催した「チャイルドセーフティセミナー」へ参加してきた。

全ての基本は『シートベルト』です

「ボルボ チャイルドセーフティセミナー」レポート[2016/01/29]

世界に先駆け3点式シートベルトを開発し、1959年には市販化したボルボ。その特許を無償で公開したことで、世界中の自動車メーカーへ一気に普及した。その功績は限りなく大きく、そして偉大だ。

なにせ、いくら衝突安全ボディやエアバッグが技術革新を遂げても、乗員が3点式シートベルトを装着しないことには、その効果も満足に得られないのだから。

ヤコブソン博士はシートベルトについて『体の硬い部分、肩と骨盤の3点とシートをしっかり固定させることが基本の「き」です』と繰り返し強調していた。

「ボルボ チャイルドセーフティセミナー」レポート[2016/01/29]

衝突時には大きく重力がかかるシートベルト。万が一でも腰骨からベルトがずれていたら、内蔵損傷などの致命的なダメージを受けかねない。

ボルボでは安全技術の研究開発にあたり、実際の事故現場からの情報を得るため「VOLVO CARS' ACCIDENT RESEARCH TEAM」(事故調査隊)を1970年より発足。これまで7万人以上の関わる事故記録データを蓄積し、その膨大な知見を基にボルボ セーフティセンターの安全技術開発へと反映させている。

そうした背景があるからこそ、シートベルトの重要性を訴えるヤコブソン博士の言葉は非常に重い。

妊婦さんも正しい位置でシートベルトを装着しよう

「ボルボ チャイルドセーフティセミナー」レポート[2016/01/29]

それでは、妊娠しお腹の大きくなった女性はどうだろう。

シートベルトが胎児を圧迫してしまうのでは?と考えてしまうかもしれない。しかしそれは誤解だとヤコブソン博士は話す。

ボルボでは15年ほど前、妊婦型のダミー人形を自社開発。衝突実験を通じ、妊婦の安全性について研究を続けている。ベルトは腰の低い位置に通し、太ももに対し水平に、おへそや子宮のふくらみを横切らないよう装着すれば良いという。

同様にステアリングのエアバッグの有無についても研究し、妊婦ドライバーにおいてもその有効性についてシミュレーションしている。

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大切な子供たちのための命綱、「チャイルドシート」を正しく使っていますか!?

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今や常識になった乳幼児向けの「チャイルドシート」。ボルボでは1964年に早くもプロトタイプによる衝突実験を実施し、1972年には市販化をしている。

その時から一貫しているのが、進行方向に対しチャイルドシートを「後ろ向き」に装着するスタイルだ。

体重に対しての頭の重さの比率が高く、また首を支える力も弱い乳幼児を保護するため、衝撃の際の荷重を背中全体で支えることで耐えようというもの。

これはロケット打ち上げ時の宇宙飛行士の姿勢にヒントを得たという。

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一般に市販チャイルドシートの多くも、新生児の時点では後ろ向きの姿勢を推奨する。だが首のすわった1歳くらいになると、前向きでの着座姿勢に変えることが多い。これにもヤコブソン博士は、実際の事故検証結果から異を唱える。

またボルボ セーフティセンターの前面衝突実験(時速56km/h)で幼児ダミーによる検証をしたところ、前向き乗車では後ろ向きに対し実に約7倍もの力が首にかかる、というデータも導き出されている。

よってボルボの答えは「少なくとも3~4歳までは後ろ向きで座ることを強く推奨する」という結論が出された。

3~4歳までの後ろ向きチャイルドシートが普及するスウェーデンと他の欧州地域を比較しても、1歳を境にして死亡率に大きく差が出ているという統計データが、その安全性を何よりも裏付けている。

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3点式シートベルトを使い始める時には「ジュニアシート」(ベルト位置適正化ブースター)の補助は必須

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そして3歳か4歳を過ぎたころ、ようやく前向きに乗車出来るタイミングがやって来る。この時、すぐに3点式シートベルトを使ってはいけない。

「ジュニアシート」(ベルト位置適正化ブースター)の出番だ。ボルボではこちらも1978年、世界に先駆けて市販化を始め、また1990年には、後席シート内蔵のブースターを設定している。

これは決して子供の見晴らしを良くするためだけのものではない。『正しく3点式シートベルトを着用し、その効果を発揮させるため』だとヤコブソン博士。ここを勘違いしてはいけない。

まだ骨盤が小さく、お腹もぽっこり出ていて、太ももも短い子供たち。ジュニアシートは、腰ベルトがより効果的に支える補助をしてくれる。

その際、肩ベルトを脇の下にまわしてしまったりしては絶対にダメだ(子供はやりがちだ)。万が一の衝突時に、全荷重が腰周りに全て集まってしまう。これでは体を支えきれない。

なおボルボでは、身長140cm・10歳までブースターの使用を推奨している。

ボルボの販売店で配られるセーフティマニュアル「CHILDREN CARS」に注目!

「ボルボ チャイルドセーフティセミナー」レポート[2016/01/29]

ボルボではこうしたチャイルドシートやブースターの使用方法や、妊婦さんのシートベルトに対する誤解など、ユーザー知識不足を補い知見を高めてもらうべく、「CHILDREN CARS」というセーフティマニュアルの冊子を販売店などで配布している。またボルボ・カー・ジャパンのWebサイト上でもPDFデータで閲覧することも可能だ。

オートックワンをご覧のお母さん・お父さん、そしてその予備軍の皆様は、ぜひご一読してみることをオススメしたい。

[レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)/Photo:ボルボ・カー・ジャパン/オートックワン編集部]

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。2018年春より編集長に就任。読者の皆様にクルマ選びの楽しさを伝えるべく日夜奮闘中!記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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