トヨタ プレミオ&アリオン 新型車徹底解説

  • 筆者:
  • カメラマン:原田淳
トヨタ プレミオ&アリオン 新型車徹底解説
フロントスタイリング リアスタイリング フロントビュー リアビュー サイドビュー インテリア フロントシート リアシート センターコンソール トランク エンジン 画像ギャラリーはこちら

プレミオ、アリオンはクラストップレベルの上質さと快適さ

2001年に登場したプレミオ/アリオン。プレミオは高級感を、アリオンはスポーティさを醸し出し、いずれも日常使うセダンとして利便性の良さが人気だった。そして今回、2代目として共にフルモデルチェンジ。「5ナンバーサイズの完成形」として、クオリティレベルをアップしての登場となった。

【プレミオ】

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フロントは、サイドフェンダーからバンパーへの力強い縦ラインと、フードからバンパーへセンター部を大きく張り出した立体構成。ラジエーターグリルは4本の横バーで、中央部にポイントを置いたデザインとなっている。

ヘッドランプは、ロービーム、ハイビーム、クリアランス、フロントターンの各ランプを斜めに配置した4灯式。フロントデザインを引き締めている。サイドビューは、フロントドアからリアエンドに伸びやかに流れる造形。ドアベルトモール、アウトサイドドアハンドルはメッキ仕様で、高級感が付与されている。

リアコンビネーションランプは上下に分かれており、上部にはターン、バックアップランプを、下部にはテール&ストップ、テールランプと白赤2分割構成となっている。さらに下部のアウターレンズには6角ステップを採用して、クリスタル感をアピール。左右の大きなリアコンビネーションランプへとつながるメッキ仕上げの長いリアガーニッシュは、ワイド感を強調している。

フロントスタイリングリアスタイリングフロントビューリアビューサイドビュー

【アリオン】

イメージ

エンジンフード前端をセンターに向けて大きくラウンドさせたフォルムと、横長ヘッドランプ、グリル、バンパーで大きくT字を描いた力強いノーズにより、精悍な表情を創出している。ヘッドランプは、ターンシグナル、ロービーム、ハイビーム、クリアランスの各ランプを横長に配置した4灯式を採用。

サイドフェンダーからバンパーコーナーへと流れる縦のラインと、フードからバンパーへセンター部を大きく張り出させた立体構成は、存在感を感じる。

斜め格子模様のラジエーターグリルは両サイドから絞り込んだ造形で、フロントの押し出し感を強調。幅広のロアグリルと相まって、スポーティさを際立たせている。ハロゲンヘッドランプはエクステンション全面をアルミ蒸着仕上げとし、ディスチャージヘッドランプはエクステンション部分をスモーク塗装として、精悍な表情を与えている。

サイドビューは、フロントオーバーハングを短く見せるプロポーション。リアへ絞り込まれたボディにリアフェンダーを重ねたような構成で、ダイナミックな躍動感を演出。リアドア下部をえぐるような造形にして、ホイールハウスを強調している。リアビューは、絞り込んだボディにリアフェンダーが浮いているようなデザイン。

リアコンビネーションランプは立体感のあるスクエアな形状で、アウターレンズには赤色とピンク色を、ターンシグナルランプはアンバー色のインナーレンズを採用。テール&ストップランプには大型インナーレンズを採用して、奥行き感を感じさせている。

フロントスタイリングリアスタイリングフロントビューリアビューサイドビュー

シンプルな先進性を持たせたインテリア

インテリア

インストルメントパネルは、ドアとの見切り位置を外側に広げてドアトリムの造形に連続させて、視覚的な広がりを演出。インストルメントパネル全体は、ドライバーから距離を置いて配置しながら、センタークラスターや大型アームレストをドライバーに向かって浮かび出させるようにすることで、圧迫感を抑えながら操作性の向上と収納スペースの拡大を図っている。

メーターパネル中央には大型マルチインフォメーションディスプレイを配置。ステアリングホイールは4本スポークタイプを採用し、ウレタン・本革巻き・木目調の3種類を設定。助手席側のインパネ部分の木目調オーナメントをはじめ、室内各所は分割を強調した構成にして、大胆でアーティスティックな造形となっている。

シートは2種類のファブリックシートを設定、プレミオにはハイラグジュアリーシート表皮を用意している。また、490Lのラゲッジルームや多くの収納スペース、そしてリクライニング機構付のリアシートは6:4分割ダブルフォールディング機構でアレンジを自在にするなど、収納面にも充分配慮されている。

インテリアフロントシートフロントシートセンターコンソールセンターコンソール

全車に新エンジンとCVTの採用

エンジンエンジン

幅広い回転域で最大トルクの90%以上を発生させるトルク特性により、発進や加速がスムーズで力強く行える、高性能1.8L 2ZR-FEエンジンを採用。先進のDual VVT-iは吸気側だけでなく、排気側もバルブタイミングを最適に制御することで、排気効率を高めている。

もう1つは1.5L 1NZ-FEエンジン。VVT-iを採用し、給排気効率を最適化。「平成17年度基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得している。

また、全車にSuper CVT-iを設定。ワイドな変速比幅と低速からロックアップ可能なトルクコンバーターを採用し、エンジンとの統合制御によって優れた低燃費と高い動力性能を両立させている。ボディ全体に高張力鋼板を採用して高剛性と軽量化を図り、またサスペンションリアブッシュを柔らかくして快適な乗り心地を確保し、車内の静粛性を増している。

5ナンバーサイズのセダンに、高級感と存在感、そしてバックモニターやHDDナビゲーションシステムなど、先進技術を搭載。クラストップレベルの上質さと快適さは、初代の魅力をさらに深化させている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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