ハスラーを買うなら「タフワイルド」一択!? 損しない年数・グレード・距離の分かれ目も解説

  • 筆者: MOTA編集部
  • カメラマン:スズキ/MOTA編集部
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スズキ ハスラーはリセールバリューが高い軽自動車としてよく知られていますが、実際にどれくらい値落ちしにくいのかは、具体的な数字で確認しておきたいところです。

この記事では、月間申込数10万件(2026年8月実績)の実績を持つ「MOTA車買取」の独自データから、スズキ ハスラーの経過年数別・グレード別のリセール率と査定額を集計しました。

軽自動車全体平均と比べてどれだけ高いのか、グレードや走行距離、ボディカラーによる違いもあわせて紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. 1〜6年落ちのリセール率・査定額|4年落ちから下落が加速
  2. 軽自動車全体平均との差|全経過年数で上回り最大12.5ポイント
  3. グレード別のリセール率・査定額|タフワイルド系が優位
  4. 駆動方式・ターボのリセール率|差はほぼなし
  5. ボディカラー別のリセール率|参考値を除く開きは11.9ポイント
  6. 走行距離別のリセール率|6万kmが分かれ目
  7. まとめ|ハスラーを購入する前に押さえたいポイント

1〜6年落ちのリセール率・査定額|4年落ちから下落が加速

スズキ ハスラーは2020年1月に現行型(2代目)へフルモデルチェンジし、発売から6年以上が経過しました。

そんなハスラーのリセールバリューが気になる方に向け、新車価格に対して売却時にいくら戻ってくるかを示す「リセール率」を、「MOTA車買取」の査定実績データから集計しています。

ここでは、1年落ちから6年落ちまでのリセール率と平均査定額を年式ごとにまとめました。

経過年数別のリセール率・平均査定額

経過年数リセール率平均査定額

1年落ち

87.8%

150.2万円

2年落ち

84.5%

141.8万円

3年落ち

84.2%

135.5万円

4年落ち

77.8%

123.6万円

5年落ち

72.7%

112.9万円

6年落ち

65.4%

100.3万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/経過年数は査定日時点の実測値(実際に登録から何年経過したか)で算出しています。

ハスラーは1〜3年落ちの間、リセール率が84%以上で推移します。2年落ちから3年落ちの下落は0.3ポイントにとどまり、この時期はほぼ横ばいです。

一方、下落幅が目立って広がるのは4年落ちからで、そこから6年落ちまでの2年間で12.4ポイント下がります。裏を返せば、1年落ちから3年落ちまでの目減りはリセール率で3.6ポイント、平均査定額で14.7万円にとどまります。3年落ちまでに手放すなら、値落ちの影響は小さく抑えられる計算です。

まずは頭金をいくら用意できるか確かめよう

いまの愛車がいくらで売れるか分かれば、ハスラーの購入にかけられる予算もぐっと立てやすくなります。

実際、頭金はいま乗っているクルマを売った資金で用意する方が多く、その金額が決まらないとローンの組み方も決められません。その点「MOTA車買取」なら、車種と年式などを入力するだけで申し込めます。最短3時間で、最大20社の概算査定額がわかります。

集計条件と用語の定義

ハスラーのリセール率を集計した条件は、次のとおりです。

調査概要

対象車種

スズキ ハスラー(現行型・2代目/2020年1月〜)

条件

修復歴なし

集計期間

査定日2025年9月〜2026年8月(12カ月)

集計時点

2026年8月

ソース

MOTA独自の査定実績データ

リセール率の定義

査定価格÷新車価格(税込)×100

リセール率の算出方法

各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載

軽自動車全体平均との差|全経過年数で上回り最大12.5ポイント

ハスラーのリセール率が高いかどうかは、単体の数字だけでは判断できません。

そのため、同じ期間・同じ条件で集計した軽自動車全体平均と経過年数ごとに並べ、その差がどう推移するかを確認します。

ハスラーと軽自動車全体平均の比較

経過年数ハスラー軽自動車全体平均差(ハスラー-平均)

1年落ち

87.8%

82.3%

+5.5ポイント

2年落ち

84.5%

78.2%

+6.3ポイント

3年落ち

84.2%

73.3%

+10.9ポイント

4年落ち

77.8%

66.9%

+10.9ポイント

5年落ち

72.7%

61.3%

+11.4ポイント

6年落ち

65.4%

52.9%

+12.5ポイント

出典:MOTA車買取 査定実績データ/軽自動車全体平均は同期間・同条件(修復歴なし)で、軽自動車区分の全車種を対象に別途集計した数値です。

ハスラーは軽自動車全体平均を、どの経過年数でも上回ります。差は1年落ちの5.5ポイントから6年落ちの12.5ポイントまでおおむね拡大し、3年落ち以降は10ポイント超で定着します。

短期間で乗り換える場合はもちろん、長く乗る場合でも売却時の目減りを抑えやすいのがハスラーの強みです。

グレード別のリセール率・査定額|タフワイルド系が優位

ハスラーの現行ラインナップは「HYBRID G」「HYBRID X」「タフワイルド」の3種類で、「HYBRID X」と「タフワイルド」にはターボ車も設定されています。このうち「タフワイルド」は2024年5月に追加された上位グレードです。

この5グレードのリセール率と平均査定額を確認し、あわせて「タフワイルド」系については、新車価格の上乗せ分が売却時にどれだけ戻るかも見ていきます。

現行5グレードのリセール率・査定額(1〜2年落ち)

グレードリセール率平均査定額

タフワイルド

88.5%

156.9万円

タフワイルドターボ

88.3%

167.1万円

HYBRID X

85.3%

142.7万円

HYBRID Xターボ

84.6%

150.3万円

HYBRID G

82.4%

124.1万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/現行ラインナップのみを対象に、1〜2年落ちで集計。「タフワイルド」は2024年5月発売のため、比較できるデータがこの年式帯に限られます。2020〜2022年に販売されていた特別仕様車「Jスタイル」「JスタイルII」、および現行カタログに存在しない「HYBRID Gターボ」はすでに販売終了しているため、この表には含めていません。

現行グレードの中では、「タフワイルド」と「タフワイルドターボ」が「HYBRID G」より約6ポイント高いリセール率を残しています。

タフワイルド系とHYBRID Gの新車価格差・査定額差

グレードHYBRID Gとの新車価格差HYBRID Gとの査定額差

タフワイルド

+26.6万円

+32.8万円

タフワイルドターボ

+38.5万円

+43.0万円

「タフワイルド」「タフワイルドターボ」はいずれも、「HYBRID G」より高く払う新車価格の差以上に、査定額の差が大きくなっています。つまり、上乗せした金額以上が査定額に戻ってくる計算で、専用の内外装が中古市場でも評価されている形です。

タフワイルドを狙うなら、いまの愛車を高く売る

タフワイルドは新車価格がやや高めです。もし価格で尻込みしてしまっている場合は、いま乗っているクルマを高く売ることで解決できるかもしれません。

愛車の売却額が具体的に分かれば、「タフワイルド」と「HYBRID G」の新車価格差である26.6万円をどこまで埋められるかも見えてきます。「MOTA車買取」ならWEBだけで概算査定額を確認できます。

無料で利用できるため、ぜひ活用してください。

いまの愛車をWEBで査定する(ページ移動:MOTA車買取)

駆動方式・ターボのリセール率|差はほぼなし

駆動方式とターボの有無は、ハスラーを買うときに迷いやすいポイントです。この2つが売るときの評価に影響するのかも、押さえておきたいところです。

そこで、経過年数と走行距離の条件をそろえたうえで、駆動方式別・ターボの有無別のリセール率を比較します。

2WD/4WD・ターボの有無別のリセール率(3〜5年落ち・7万km以内)

分類区分リセール率

駆動方式

2WD

79.8%

駆動方式

4WD

79.1%

ターボの有無

ターボなし

79.8%

ターボの有無

ターボあり

79.1%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/3〜5年落ち・走行7万km以内で集計。駆動方式とターボの有無は型式をもとに判定しています。

ハスラーの駆動方式とターボの有無によるリセール率の差は、2WDと4WDで0.7ポイント、ターボの有無でも0.7ポイントとほぼありません。そのため、雪道の走行機会が多い、加速性能を重視したいといった好みを優先して選んでください。

ボディカラー別のリセール率|参考値を除く開きは11.9ポイント

ハスラーはカラーバリエーションの豊富さが魅力の1台で、ボディカラー選びに迷う方も多いはずです。好みで選びたい一方、売るときに不利にならないかは気になるところでしょう。

実際のところどうなのか、査定データの色系統を分類し、集計対象が10件以上あった12色+その他の13区分を比較しました。

ボディカラー別のリセール率(1〜6年落ち/12色+その他)

ボディカラーリセール率

シルバー系※

86.6%

ブラウン系

83.7%

ホワイト系

82.0%

その他

80.5%

パール系

78.8%

ゴールド系※

78.1%

ブルー系

77.6%

グリーン系

77.2%

ブラック系

77.1%

イエロー系

76.1%

レッド系

73.9%

ピンク系※

73.4%

オレンジ系

71.8%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/1〜6年落ちの全体で集計。※は集計対象が30件未満のため参考値です。集計対象が10件未満だった色系統(パープル系・グレー系)は掲載していません。

※印の参考値(集計30件未満)を除くと、ブラウン系の83.7%からオレンジ系の71.8%まで、開きは11.9ポイントです。

これは、ボディカラーの違いだけでリセール率に1割以上の差が出るということ。色選びが将来の査定額を十数万円単位で左右するため重要な要素です。

集計データを見ると、流通台数の多いホワイト系(82.0%)や、最上位のブラウン系(83.7%)はリセール面で非常に優秀です。

オレンジ系などの個性的な色は「どうしてもその色が欲しい」「長く乗り潰す」という明確な理由がある場合のみ選ぶのが賢明です。

走行距離別のリセール率|6万kmが分かれ目

同じ年式のハスラーでも、走行距離が伸びれば査定額は下がります。ただし下がり方は一定ではなく、落ち込みが大きくなる境目があります。

そこで、経過年数を5年落ちにそろえ、走行距離別のリセール率と平均査定額を確認します。

5年落ちの走行距離別リセール率・平均査定額

走行距離リセール率平均査定額

〜2万km

81.8%

126.6万円

2〜4万km

79.2%

122.4万円

4〜6万km

70.3%

108.8万円

6万km超

56.6%

89.9万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/経過年数を5年落ちに固定して集計。年式を揃えないと走行距離と経過年数の影響が混ざるため、経過年数を固定しています。4年落ちで同じ集計をしても同様の傾向でした。

ハスラーを走行距離別に見ると、6万kmを境に下落幅が大きくなり、4〜6万kmから6万km超で13.7ポイント下がります。

2〜4万kmから4〜6万kmの下落幅は8.9ポイントなので、6万km超の落ち込みはその1.5倍以上です。

そのため、高く売りたいなら6万kmを超える前の乗り換えを検討しましょう。

まとめ|ハスラーを購入する前に押さえたいポイント

1
1〜3年落ちは84%以上、4年落ちから下落が加速
1年落ち87.8%に対し3年落ちでも84.2%。4年落ちから下落が速まり、6年落ちでは65.4%になります。
2
ハスラーは軽自動車の中でも値落ちに強い
軽自動車全体平均との差は1年落ちで+5.5ポイント、6年落ちで+12.5ポイント。どの経過年数でも平均を上回ります。
3
グレードは「タフワイルド」系が有利
1〜2年落ちで揃えて比べてもリセール率は「HYBRID G」より約6ポイント高く、新車価格の上乗せ26.6万円に対して査定額の差は32.8万円です。
4
駆動方式とターボは好みで選んでOK
2WDと4WDの差は0.7ポイント、ターボの有無も0.7ポイント。リセール率に大きな差はないため、使い方に合わせて選んで問題ありません。
5
高く売るなら6万km以内が目安
6万kmを超えるとリセール率の下落幅が13.7ポイントに広がるため、乗り換えを考えるならその手前が目安です。

これらをふまえると、リセール率の面では「タフワイルド」系を選び、6万kmを超える前に乗り換えるのが有利です。なお、販売終了した特別仕様車は本記事の集計対象外のため、中古で検討する場合は別途確認してください。

狙うハスラーが決まったら、いまの愛車の価値を確認しよう

条件に合うハスラーの目安がついたら、次は購入予算の確認です。ここまでのリセール率はあくまで平均値のため、いま乗っているクルマが実際にいくらになるかは、査定に出してはじめて分かります。

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スズキ/ハスラー
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新車価格:
159.9万円204.8万円
中古価格:
17万円1,664.9万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

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監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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