スバル 新型インプレッサ 試乗レポート|インプレッサスポーツ 2.0iを公道で徹底評価!(3/4)

スバル 新型インプレッサ 試乗レポート|インプレッサスポーツ 2.0iを公道で徹底評価!
スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ 画像ギャラリーはこちら

高評価な新型インプレッサだが、まだまだ改善して欲しい3つのポイント

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こんな具合で公道でも、高い評価が与えられる新型インプレッサだが、気になる点が3つあった。

>>SUBARU IMPREZA SPORT 2.0i EyeSight フォトギャラリー

ひとつはプロトタイプでも感じたことだが、ハンドルがやや重く感じられること。

これは高速道路を走った時でもしっかり感が得られるように設定されるため。ただ最近のパワーステアリングは操作感こそ軽いが、実際に操舵するとしっかり感も得られ、高速道路で安心感が高いものも多い。同時に僕自身が重めと感じるから、女性ユーザーなら同等以上に感じるのではないか?

今回の新型の走りからすると、そうしたスッキリと軽いけど正確な操舵感がより相応しいと思った。

リニアトロニックCVTのフィーリングはまだまだ改善の余地あり

スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ

またドライブトレーンに関して1点挙げると、高速道路での巡行などで、再加速を行うようなシチュエーションでアクセルを踏み込んだ時、ややゴムバンドフィールを感じる。

つまりアクセルを踏み込んでもCVTが反応せず、緩慢にエンジン回転が上がる感覚。アクセルの踏み込みがきめ細やかで丁寧だと、余計に反応がないように感じる場合がある。

この2点に関しては、スバル自身が把握している部分なので、今後改善されていくだろう。それにこの2点が、走りの評価を決定的に下げる要因ではなく、あくまで気になる程度であることはお伝えしておきたい。

このままだと時代に取り残される!? ユーザーインターフェースは大いに不満

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また1点気になったのは、運転席周りの情報伝達系の煩雑さ。速度&回転計の間に1つ、ダッシュボードの中央上方に1つ、そしてインテグレードされたナビの画面・・・といった具合に、カラー液晶パネルが大小あわせて3つ存在することだ。

この辺りは、ユーザーインターフェースの質の高さとしてはやや残念な部分だろう。様々な制約があることはわかるが、情報をチェックする際、様々な場所に目がいってしまう。この辺りの煩雑さをロジカルなものに整理したいし、できれば情報表示を集約しておきたいとも思う。

さらに付け加えると、

1.シフトの前、比較的低い位置にあるエアコンの温度操作ダイヤルに目を向ける

2.手を伸ばし操作する

3.実際の温度表示はダッシュボードの中央上方の6.3インチマルチファンクションディスプレイにあるため、視線を移動し確認する

・・・という3行程が必要となる。

>>SUBARU IMPREZA SPORT 2.0i EyeSight フォトギャラリー

近い将来のコネクティビティ大変革時代のために、今から手を付けておくべき

スバル 新型インプレッサ(インプレッサスポーツ2.0i アイサイト・2016年10月発売) 公道試乗レポート/河口まなぶ

これをナビ画面へのタッチ操作やダイヤル内への温度表示を行うことで、1行程減らせて視線移動も減らすことが出来る。これは利便性のみならず、スバルが重視する”安全”にも大きな効果を発揮する。そうした使いやすくわかりやすいユーザーインターフェースを目指してほしいと思う。

なぜそんなことを書くかといえば、この先5年を考えた際に、特に自動車のコネクティビティに関しては大きな変化が訪れて、後発に大きな差をつけられる部分でもあるからだ。

そして今まで以上にこうした部分でのソフトウェアはクルマにとって大切な意味合いをもってくるため、この辺りには早急な対応が必要になるからである。

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河口 まなぶ
筆者河口 まなぶ

1970年生まれ。大学卒業後、出版社のアルバイトをしたのちフリーランスの自動ライターとなる。1997年に日本自動車ジャーナリスト協会会員となり、自動車専門誌への寄稿が増え、プレイステーション「グランツーリスモ」の解説も担当。現在、自動車雑誌を中心に一般誌やwebで自動車ジャーナリストとして活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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