スバル 新型フォレスター アドバンス試乗|マイルドハイブリッドe-BOXER搭載モデルを改めてテスト(1/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:和田 清志/SUBARU
クロスオーバーSUV市場のど真ん中を行く新型フォレスター
世界的にクロスオーバーSUV人気が止まらない。元々はニッチな市場だったはずだが、今やどの自動車メーカーも主力モデルとしてエース級のモデルを投入している。ただ、一口にクロスオーバーSUVと言いながらも、オンロード主体/オフロード主体、カッコよさ重視/ユーティリティ重視と言ったようにジャンルは細分化されている。そんなクロスオーバーSUV市場のど真ん中を行くのがスバル フォレスターである。
初代モデルは1997年に登場。個性派揃いのスバル車の中では比較的大人しめな存在だったが着実にユーザーを獲得。そのキャラクターが大きく花開いたのは2007年に登場の3代目からだ。SUVらしさをより強調したコンセプトがクロスオーバーSUVブームと相まって販売台数は大きく増加。好調の北米販売をけん引すると共にグローバル販売トップとなるスバルのエースへと成長した。
そんなフォレスターだが、現行モデルとなる5代目は7月に登場。すでにインプレッションはお届け済みだが、今回は改めて「e-BOXER」を搭載する新型フォレスター「アドバンス」にフォーカス。実はアドバンスのみ販売開始が9月と遅れたにも関わらず、販売台数の44%を占める人気グレードとなっている。その秘密を探るため、箱根近郊のワインディングを含めたリアルワールドでチェックしてみた。
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