みんなが驚いたピンク色! 「ピンクラ」ことトヨタ 14代目クラウンを写真でチェック
- 筆者: MOTA編集部
トヨタ 14代目クラウンは独特な稲妻のようなグリルを備えたアスリート、縦に厚みを持たせた大型グリルのロイヤルの2本立てで2012年にデビューした。中でも話題となったのは、新開発のピンク色を採用した特別仕様車「ReBORN PINK」のクラウンだ。鮮やかなピンクの外装だけでなく、テリー伊藤さんがプロデュースしたピンクの内装もおしゃれポイント。今回はピンクで彩られた14代目クラウンを写真と共に振り返る。
1ヶ月限定で受注した「ReBORN PINK」のクラウン
稲妻グリルのアスリートに設定された特別仕様車「ReBORN PINK」のクラウンは、2012年9月1日から9月30日までの期間限定で受注。グレードはハイブリッドのアスリートGと2.5Lガソリ ン(4WD)アスリートG i-Fourの2種類。受注期間の1ヶ月間でハイブリッドの「アスリートG"ReBORN PINK"」が約610台、ガソリン4WDの「アスリートG"ReBORN PINK"」が約40台の計約650台を受注した。
インパクト抜群のボディカラー、新色のホワイトレザーを採用したインテリア、ピンクのステッチやさし色を用いた特別感ある室内空間が好評だったという。
トヨタに必要なチャレンジだったピンクのクラウン
「いつかはクラウン」とまで言われた日本を代表する高級セダンのクラウンには、これまで白や黒、シルバーといった落ち着いたボディカラーが当たり前だった。しかし、突如として発表されたビビットなピンク色を纏ったクラウンの登場に誰もが驚かされた。ちなみに、新開発されたというピンク色は“モモタロウ”(カラーコード:3T4)。
当時トヨタの「ReBORN」キャンペーンでドラえもんが起用されていたことから、ドラえもんの秘密道具「どこでもドア」のカラーだと思われたが、実はカラー名がモモタロウだったというのも意外なポイントだ。
ReBORN=再生をテーマにさまざまなチャレンジを行っていた当時のトヨタにとって、もっとも保守的なクラウンにピンクを採用するというチャレンジは必要だったのだという。
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