[イラストレーター遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.8]初開催!『ヒストリックカー・ランチ・ミーティング2014』は初めっから濃かった!
- 筆者: 遠藤 イヅル
- カメラマン:遠藤イヅル イラスト:遠藤イヅル
1980年までに生産されたクルマなら内外問わず!の自由な集い
こんにちは! イラストレーターの遠藤イヅルです。大好評をいただいております 「イラストレーター遠藤イヅルの”マルエン”レポート」。話題のニューモデルからマニアックな旧車に至るまで、街中で行われる様々なイベントの模様をイラストでご紹介しています。
2014年の第一回目は、今回初開催となった『ヒストリックカー・ランチ・ミーティング2014』の模様をお送りいたします!
1980年までに生産されたクルマ、またはその同型車、もしくは主催者(ヒストリックカークラブ95)が参加をOKしたクルマが対象のこのイベントで、ワタクシ遠藤イヅルが「これは!」と思ったクルマを独断と偏見でご紹介していきます。
70年代のジャパニーズ・カスタムカーの雰囲気を色濃く伝える1台 ~日産 キャラバン(E20) キャンピングカー~
300台以上が集まったイベントでしたが国産車の参加は少なめ。でも逆に、一台一台が濃厚で、個性が強かったのが印象的でした。そんな中から選んだのはこれ、初代日産キャラバン(E20型)の、キャンパー仕様。
屋根に鎮座するエクステンション部は、ベッドになっているそうで、丸い小窓はその明かり取り。スペシャル感があふれるカラーリングと、その小窓が1970年代のカスタムカーの雰囲気を今に伝えてくれます。
とても希少な英国クーペの美しさに酔いしれる ~ジャガー XJ クーペ~
ミニやロータス各車など英国車の参加が多いイベントだったのですが、その中から特に目を引いたのがこのクルマ、ジャガー「XJ6C」。1968年に登場した初代ジャガーXJのクーペ版で、1975年から1977年までしか生産していない希少車です。
シリーズ2に進化したセダンのホイールベースを切り詰めたスタイルはのびやかかつスポーティで美しいですね。ちなみにV12エンジンを搭載したモデルは、XJ12Cになります。
やっぱこれはマスタングじゃなくって「ムスタング」と呼びたい! ~フォード マスタングII「マッハ1」~
初代、2代目と人気が高いマスタングの3代目にあたるのが「マスタングII」です。不人気者ゆえ残存数が少なく滅多に見かけないので興奮しました!
大きな5マイルバンパー、ダウンサイジングされたスタイルは当時から賛否両論、残念ながら評価があまりもらえていないモデルなのですが、初代マスタングが持っていたライトなイメージもありますし、なかなかに魅力的なのです。しかもこの個体は、マッハ1!
くるりんぱ!と意外な方向へ開くライトに注目! ~アルファロメオ モントリオール~
アルファロメオ・ジュリア系のシャーシに、レーシングカーであるTipo(ティーポ)33のV8エンジンをデチューンして搭載した「スーパーカー(かのブームのときはこれももちろんスーパーカー扱いでした!)」、アルファロメオ モントリオールです。予想外の開き方をする、眠むたげなまぶたのようなヘッドライトカバーが特徴です。
流麗なデザインは、カウンタックなどでおなじみのマルチェロ・ガンディーニ氏がベルトーネ時代に行ったもの。
バブルカーと言っても、億単位の高級車ではありません ~BMW イセッタ250~
会場の一角をにぎわせて子供にも大人にも大人気だったのが、イセッタやメッサーシュミットなどのバブル(泡)カーたち。その中からBMWイセッタ250をピックアップです。
「イセッタといえばBMW」のイメージがありますが、もとはイセッタはイタリアの「イソ」が作ったクルマ。その生産設備とライセンスを譲り受けたBMWが製造したのが「BMWイセッタ」でした。この250は、BMWのバイク用の単気筒OHV・245ccを流用して搭載していました。
こりゃ来年以降の開催にも期待!
この『ヒストリックカー・ランチ・ミーティング』の最大の特徴は、集合場所になった東京・葛西臨海公園の第2駐車場だけが会場ではなく、「ランチミーティング」と称するだけあって同じ葛西臨海公園内のバーベキュー広場や施設を利用して昼食を仲間とわいわい食べながら楽しめることなのです。クルマのイベントにはなかなか珍しいスタイルですよね。
今回は380台ものエントリーがあった賀詞交歓会と親睦を兼ねたというこのイベント、来年以降の開催と盛会を期待しています!
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