日産 ノート e-POWERの2つのスペシャルモデル「AUTECH」と「NISMO」の魅力に迫る!【PR】(2/2)

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「AUTECH」はマイルドと中辛、「NISMO」は中辛と辛口を用意

走りに関する部分はノートe-POWER AUTECHはノーマルに準じたスペックだが、上級のノートe-POWER AUTECHスポーツスペックは質量やバランスまで考えた効果的な部位に追加されたボディ補強(フロントクロスバー、フロント&リアメンバーステー、センタートンネルステー、テールクロスバー)、専用16インチアルミホイール(切削光輝)+195/55R16タイヤ(ヨコハマDNA S.Drive)、専用チューニングのサスペンション&電動パワーステアリングをプラス。

パワートレインは専用VCMでアクセル操作に対する加速レスポンスや回生ブレーキの減速度を際立たせ、スポーティなドライビングにも応える制御に変更されている。これだけの内容でノートe-POWER AUTECH+17万5000円(税抜)は正直バーゲンプライスだと思う。

これらの変更点はe-POWER NISMOはデフォルトで採用されているが、実は仕様は一緒である。これは先に開発されたe-POWER NISMOでスポーツ性と快適性をバランスよく引き上げたグランドツーリングカーとしての乗り味を実現できたので、e-POWER AUTECHスポーツスペックでは「無理に仕様分けをせずに水平展開するのがベスト」と考えた結果だそうだ。

ただ、厳密に言うとクルマの動きと直進性/安定感に若干の差がある。恐らくNISMOに採用される空力アイテムとシートの差による違いだろう。ちなみにNISMOには、今回試乗したより高出力のパワートレイン(最高出力:ノーマル+25%増、最大トルク:ノーマル+26%増)を搭載するノートe-POWER NISMO Sが用意される。つまり、AUTECHはマイルド(=ノーマル)と中辛、NISMOは中辛と辛口が用意されているわけで、この辺りはブランドが何を目指しているのかがよく解る。

第3のスペシャルモデル「C-Gear」

欲を言えば、AUTECHには“ならでは”な独自性がもう少しあると嬉しい。例えば、さらなる静粛性向上や専用シート(レカロのコンフォートシートなど)、プレミアムオーディオによる快適性アップなどができると、更にNISMOと性格分けができると思っている。

ただ、AUTECHには3色のシートカラー/4色のステアリングカラー/3種類のステッチを組み合わせるセミオーダーのインテリアコーディネイト「プレミアム・パーソナライゼーション・プログラム」と言う強みがある。ちなみにこのプログラムは非常に人気が高く、導入以来常にバックオーダーを抱えている状況だそうだ。

更に第3のスペシャルモデルとして、クロスオーバー風の装いをプラスしたノート e-POWERをベースにC-Gear(シーギア)も用意されているので、そちらも要チェックである。

NISMOとAUTECH、そしてC-Gearとどれを選ぶかは皆さんの嗜好に委ねるが、一つ言えるのは、長年ファクトリーカスタムを手掛けてきた「オーテックジャパン」が手掛けるこだわりのモデル……であると言う点だろう。身近なスペシャルモデルをぜひ味わってほしい!!

[筆者:山本 シンヤ/撮影:土屋 勇人]

主要スペック比較表

車種名

ノート

ノート

ノート

グレード名

e-POWER AUTECH スポーツスペック

e-POWER NISMO S

e-POWER X シーギア リミテッド

価格(8%消費税込み)

245万円

267万円

227万円

全長×全幅×全高

4130mm×1695mm×1520mm

4165mm×1695mm×1535mm

4140mm×1705mm×1535mm

ホイールベース

2600mm

2600mm

2600mm

駆動方式

FF

FF

FF

車両重量

1250kg

1250kg

1230kg

乗車定員

5名

5名

5名

発電用エンジン種類

直列 3気筒 DOHC

直列 3気筒 DOHC

直列 3気筒 DOHC

総排気量

1198cc

1198cc

1198cc

エンジン最高出力

58kW(79PS)/5400rpm

61kW(83PS)/6000rpm

58kW(79PS)/5400rpm

エンジン最大トルク

103Nm(10.5kg・m)/3600rpm

103Nm(10.5kg・m)/3600rpm

103Nm(10.5kg・m)/3600rpm

使用燃料

レギュラー

レギュラー

レギュラー

モーター定格出力

70kW(95PS)

70kW(95PS)

70kW(95PS)

モーター最高出力

80kW(109PS)/3008-10000rpm

100kW(136PS)/2985-8000rpm

80kW(109PS)/3008-10000rpm

モーター最大トルク

254N・m(25.9kgf・m)/0-3008rpm

320N・m(32.6kgf・m)/0-2985rpm

254N・m(25.9kgf・m)/0-3008rpm

動力用主電池

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池

タイヤサイズ

195/55R16

195/55R16

185/65R15

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

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