トヨタ、FT86のサイオンブランド版「FR-Sコンセプト」をニューヨークショーに出展
トヨタ自動車(株)は、米国ニューヨークで開催される2011年ニューヨーク国際オートショーに、小型FRスポーツカー「FR-Sコンセプト」を出展したと発表した。
「FR-Sコンセプト」は、富士重工業(株)(以下、スバル)とトヨタのクルマづくりへの思いが一致し、共同開発を進めている新世代の小型FRスポーツカーのサイオンブランドのコンセプトモデルである。
今回のニューヨーク国際オートショーで、トヨタは、小型FRスポーツカーに搭載するスバルの水平対向エンジンに、筒内直接噴射とポート噴射を併用するトヨタのD-4S(※2)を採用することを公表した。
世界唯一のD-4S採用の水平対向エンジンにより、高出力と高い環境性能の両立を図る。
なお、トヨタは、米国では小型FRスポーツカーをScionブランドより、販売する予定である。
(※1)FR-Sは「Front-engine Rear-wheel drive Sport」の略
(※2)D-4Sは「Direct injection 4 stroke gasoline engine Superior version」の略
FR-Sコンセプト 主要諸元
全長:4,272mm
全幅:1,816mm
全高:1,204mm
ホイールベース:2,570mm
エンジン:2.0L水平対向4気筒DOHCエンジン
この記事にコメントする