ホンダ、ブラジル 新四輪車工場の稼働を開始
最新の生産技術を導入した新四輪車工場が稼働開始
ホンダは2019年2月28日、ブラジル新四輪工場の稼働を開始した。
新四輪車工場(サンパウロ州イチラピーナ市)での生産をフィットから開始し、今後は既存のスマレ工場(サンパウロ州スマレ市)における完成車生産を新四輪車工場へ順次移管、2021年に再編を完了する予定である。なお、スマレ工場は今後パワートレイン生産を中心とした役割へ移行する。
新四輪車工場は、高効率、かつ環境負荷の少ない生産体制を目指し、高機能塗装技術の採用、溶接やプレス工程でのショートプロセス化のほか、最適な自動化技術を導入するなど、最新の生産技術を備えた生産ラインとしている。
ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ概要
■設 立 :1996年5月
■資 本 金:8億8278万レアル
■出資比率:ホンダサウスアメリカ・リミターダ(Honda South America Ltda.) 100%
■代 表 者:社長 Issao Mizoguchi(イサオ・ミゾグチ)
■所 在 地:本社 ブラジル サンパウロ州スマレ市
■事業内容:四輪車の製造・販売、および研究開発
■生産車種:シビック、フィット、シティ、HR-V(日本名:ヴェゼル)、WR-V
ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ 新四輪工場概要
■所 在 地:サンパウロ州イチラピーナ市(サンパウロ市から北西200km)
■生産能力:12万台/年
■従業員数:約2000名
■投資金額:約10億レアル
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