日産、新型SUV「パトロール」を中近東アブダビで披露
日産は、アラブ首長国連邦のアブダビにおいて、中近東で4月に発売する新型SUV「パトロール」を披露した。同車は日産車体(株)九州工場で生産される。
初代「パトロール」は1951年に発売され、その走破性と信頼性は、気候条件の厳しい中近東地域を始め、世界中で高い評価を受けている。今回のモデルチェンジで7代目となる新型「パトロール」は、「大地の英雄」をコンセプトに中近東市場に向けて開発された大型SUVである。 新型パトロールは、従来モデルの走行性能と耐久性を更に高いレベルに進化させると共に、新型プラットフォームを採用することにより広い室内空間とオンロードでの安定性能を確保した。外観は、歴代の「パトロール」で培われた力強さと頼もしさに高級感を加え、伝統と革新を融合したデザインを特徴としている。
新型パトロールは、パワートレインに新開発VK56VD(5.6リッター直噴ガソリンエンジン)にVVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)を搭載し、7速オートマチックトランスミッションとの組み合わせたにより、大型SUVに相応しい高いエンジン出力と経済性を両立している。また、走行状況に応じて車体のねじれを制御する世界初となる「油圧式車両挙動制御システム」を採用し、オールモード4X4と組み合わせることにより、高いオフロード性能と静粛性の高いオンロード性能を両立している。
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