いすゞ、大型観光バス「ガーラ」を改良…歩行者などの衝突回避支援機能を追加
平成28年排出ガス規制への対応、安全性の向上
いすゞ自動車は、大型観光バスのガーラを改良し、7月3日より発売する。消費税込の価格はガーラ(全長12m)が4168万440円、ガーラ9(全長9m)が3449万8440円。
安全・環境に配慮した、いすゞの大型観光バス ガーラは、今回の改良により、すべての車型で2017年9月より適用される平成28年排出ガス規制に適合し、さらに先進安全装置の性能向上を果たした。
既に全車標準装備の衝突被害軽減ブレーキでは、従来の移動障害物への衝突回避支援機能に加え、新たに歩行者や停止障害物への衝突回避支援機能を追加。また、レーダーとカメラを併用することで、歩行者の検知が可能となり、歩行者や停止障害物への衝突回避を支援する。
全長9m車では、トランスミッションにAMT(自動変速式トランスミッション)を採用し、イージードライブを実現。
また、AMTの採用とともに、ダウンサイズした新型A05Cエンジンを搭載することにより、燃費が向上、GVW12トン未満で新たに平成27年度燃費基準を達成した。
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