スバル、基準が強化された米国IIHSの2017年安全評価で最高評価を獲得

2017年型 レガシィ(米国仕様)
2017年型 アウトバック(米国仕様)2017年型 フォレスター(米国仕様)

富士重工業は、北米で販売している2017年型レガシィ、アウトバック、フォレスター(いずれもアイサイト装着車)が、IIHS(道路安全保険協会)が行う最新の2017年の安全性評価において、最高評価の「トップセイフティピック+」を獲得したと発表した。

これら3車種は、要求される全ての耐衝撃性能試験において最高評価「Good」を、前面衝突予防性能試験においても最高評価「Superior」を獲得。さらに、新規導入されたヘッドライト性能試験においてもレガシィが「Good」を、アウトバックとフォレスターが「Acceptable」を獲得した。

IIHSは今年からヘッドライト性能評価を新たに導入し、その安全評価の受賞要件を強化した。

「トップセイフティピック」を受賞するには前・側・後面・スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)耐衝撃性能試験すべてにおいて最良の乗客保護性能を持ち合わせた車として最高の「Good」を獲得するとともに、前面衝突予防評価において「Superior」または「Advanced」を獲得することが要求される。

さらに「トップセイフティピック+」を受賞するには、ヘッドライト性能評価における「Good」、「Acceptable」のいずれかの獲得が必要になる。

アイサイトは、世界で初めてステレオカメラのみで、自動車、歩行者、二輪車までも対象としたプリクラッシュセイフティ機能や全車速追従クルーズコントロール機能を実現したシステム。2008年5月の日本での発売以来、世界累計販売100万台を達成するなど、高い評価を得てきた。今後はグローバル市場での展開を順次拡大し、優れた予防安全性能をより多くのユーザーへ提供していくとしている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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