ホンダ「新型フリード」コンパクトミニバン初のハイブリッド4WDをラインナップ
ホンダのコンパクトミニバン「新型フリード/フリード+」は、ガソリン車とハイブリッド車をラインナップしている。
ガソリン車は1.5L直噴DOHC i-VTECエンジン+高効率CVT、ハイブリッド車では1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジン+1モーター内蔵7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)搭載のSPORT HYBRID i-DCD(intelligent Dual-Clutch Drive)を採用。いずれも多人数乗用に最適なセッティングを施し、走りと低燃費のハイバランスを実現した。
燃費は、ガソリン車では19.0km/L(JC08モード)、ハイブリッド車ではミニバントップレベルの低燃費27.2km/L(JC08モード)を達成した。
また、ハイブリッド車用モーターには、世界初の重希土類完全フリーのネオジム磁石を採用している。
ハイブリッド車では従来3列目シート下にレイアウトされていたIPUを小型化し、1列目シート下に搭載することでスペースが生まれ、フリード+のボディーをベースに車いす仕様車を設定。二段ヒンジ付スロープにより、日常での使い勝手を向上させた。
車いす仕様車のほか、フリードではサイド/助手席リフトアップシート車も設定し、それぞれの用途に応じて選ぶことができる。
また、IPUを専用設計することでコンパクトミニバン初のハイブリッド4WD車の設定も実現した。
新型フリードではリアルタイムAWDを採用し、滑らかな走りと電子制御のディファレンシャルにより、雪上での走破性を向上し、安心感を高めている。
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