米政府、自動車産業支援でエコカー1万7,600台を購入
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米政府、自動車産業支援でエコカー1万7,600台を購入
アメリカは、政府の公用車として、米国製の新車1万7,600台を6月1日までに購入すると発表した。
これは、経営苦境にある米自動車業界を支援するためで、GM/フォード/クライスラーなどの車種が対象。3社はいずれも米政府調達局(GSA)と契約を結んでいる。 購入には、7,870億ドルの景気対策費用の一部を充てる。オバマ大統領は声明で、景気刺激にもつながると強調した。費用の総額は約2億8,500万ドル(約285億円)。
第1弾として4月15日までに、ハイブリッド車2,500台を注文する。連邦政府によるハイブリッド車の1回の注文としては最大規模。
今回の購入計画で、政府が現在使っている公用車などと比べ少なくとも10%の燃費効率の改善を目指す。ホワイトハウスによると、1万7,600台の新規購入で、年間約130万ガロン(1ガロンは約3.785リットル)の節約が可能としている。
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